2012年10月13日　京浜臨海部に位置するJFEエンジニアリング(株)鶴見製作所でよこはま里山レンジャーズの活動が8名のレンジャーズに行われました。
リーダーは、自然環境復元協会から1名、NORAから1名
受入団体のJFEエンジニアリング(株)から2名が参加されました。

今回の活動場所であるJFEエンジニアリング(株)鶴見製作所は、敷地面積が約42万m2、このうち緑地面積は約3.9万m2もあります。「トンボはドコまで飛ぶかフォーラム」が実施しているマーキング調査では、この広大な企業緑地が生きものにとって里山的な存在意味があるとも報告されています。

工場地帯の中で、企業緑地が緑のかたまりとして分布しています。

9時にJR鶴見線　弁天橋駅に集合した後、参加者全員で事務所棟の屋上にのぼり、簡単なミーティングと作業をする緑地を上から確認しました。

事務所棟屋上でのミーティング。天気が良く遠く富士山まで一望できました。
本日の作業は、樹林地の林床整理です。主な作業として、林床に置かれている伐採した小枝の片付けと落ち葉かきです。

まずは、怪我のないように準備体操で身体をほぐします。

長い木は運びやすいように、適度な長さに切りそろえます。

林床にたまった落ち葉を熊手等で集めて、道路脇へ移動させます。

林床にたまっている枝を、道路脇に運び出します。

上の写真と比較して下さい。約2時間の作業でしたが、すっかり林床がきれいになりました。

最後は、低い枝を切り落としたり、運んだ枝をまとめたりします。

枝はまとめられすっきりしました。
作業終了後、誰からともなく次回は枯れた木を切り倒そうとか、日が入るように枝打ちしようとかの声が上がり、合計3回の活動のゴールが少し見えてきたように思いました。