10月21日 (土)|【シンポジウム】環境ボランティア活動を楽しく「安全に」すすめるルールづくり
里山保全や森林づくりなどの環境ボランティア活動は、もともと市民が自発的に始めたものでした。
このため、現場の安全管理については、「ケガと弁当は自分持ち」と言って、個人の自己責任とする傾向がありました。
しかし近年は、市民団体・NPO等が行政と協定を交わして活動するなど、市民と行政の協働関係は深まっており、環境ボランティア活動の社会的な役割が高まっています。
事故やケガが発生した場合、ボランティア個人の責任ではすみません。
想定されるリスクに備えて、組織的に(市民団体も行政も)安全を管理することが求められています。
特に、チェーンソーや刈払機を使う活動や、グループで作業する場合などには、個人の技術レベルを上げるとともに、組織としてのルールをつくる必要があります。
安全性を高めるためにはコストが必要です。
多くの市民団体では、お金を含めたコストを支払う十分な余裕がありません。
また、がんじがらめのルールをつくると、ボランティアの意欲がそがれることも懸念されます。
ルールはつくればよいのではなく、つくったルールが関係者によって守られることが大切です。
それでは、どのようなルールづくりが望ましいのでしょうか。
本シンポジウムは、こうした環境保全の現場で起きている問題について、市民・行政・専門家が現状を報告していただきます。
そのうえで、それぞれ智恵を出し合い、環境ボランティア活動を楽しく「安全に」すすめるには、どのようなルールを、どのようにつくればよいかを考えます。
話し合うポイントを明確に絞った企画ですので、中身の濃い議論が期待できます。
多くの方々のご来場をお待ち申しあげます。
日 時
2017年10月21日(土) 13:00~16:30
場 所
多摩市立グリーンライブセンター(多摩市落合2-35 多摩中央公園内、TEL: 042-375-8716)
→交通アクセス
内 容
開会・趣旨説明
話題提供①:赤羽誠さん(多摩グリーンボランティア森木会 事務局長)
話題提供②:伊藤道男さん(NPO法人ちば里山センター 副理事長)
話題提供③:松井一郎さん(NPO法人森づくりフォーラム 理事、森づくり安全技術・技能全国推進協議会 理事)
コメント:松本武さん(東京農工大学農学部)
パネルディスカッション:話題提供者+コメンテーター
まとめ・閉会
閉会後、17:30~畑deキッチン(多摩市落合1-46-1ココリア多摩センター6F)にて懇親会を開きます(会費4,000円程度)。
定 員
30名(お申込み順) ※要申込み
参加費
無 料
運営体制
主催:NPO法人よこはま里山研究所(NORA)、恵泉女学園大学たま里山研究室(TAMA)
協力:(株)かんぽ生命保険
お申込み
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