03月21日 (土)|森づくり活動レベルアップ研修step2[2日目]~伐木作業に最低必要なロープワーク
<令和元年度「緑と水の森林ファンド」助成事業>
本研修のねらいは、安全で楽しく価値のある森づくり活動を進めていくために、「手道具とロープを用いて安全に木を倒すためのスキル」として、「伐木作業に絶対必要な折れ曲がり線・ツルづくり」と「伐木作業に最低必要なロープワークの基本」を3日間で習得することです。
今回の研修は、step1「伐採・草刈り作業の基本~ノコ・ナタ・カマの扱い方」を修了された方を対象におこなうもので、3日目の審査会では研修で学んだことをチェックし、合格された方には修了証を差しあげます。
今回の研修では、安全管理を図りながら慎重に進めますので、実際に伐木する作業を含みませんが、step2の審査基準は、森づくり安全技術・技能全国推進協議会(FLC)による森づくり安全技術・技能習得制度のランク2「森づくりリピーター」を踏まえたものです。
今後、step2の研修を修了された方を対象にstep3の研修を受講していただき、「手道具とロープを用いて安全に木を倒す実践スキル」の修得、すなわちランク2の合格を目ざします。
※ランク2「森づくりリピーター」=森づくり活動におおむね10回以上参加した経験があり、指導者の監督を受けながらノコギリやナタを安全に扱い、伐倒を含む基本的な作業を安全に行うことができる人
なお、その先には、動力機械(チェーンソー、刈り払い機)を用いた森づくり活動のための研修・審査会が設けられていて、すべての学科・実技を修了した方には、ランク3「森づくり安全サポーター」としての技術・技能が認められます。
森づくり活動に必要なスキルは、経験を積みながら段階的に研修を受講していくことにより、着実にレベルアップを図ることができます。
ぜひ、安全で楽しく価値のある森づくり活動を進めていきましょう。
日 時
2020年3月20日(金祝)・21日(土)・28日(土)9:30~15:30
場 所
川井緑地(横浜市旭区)
集合場所は神奈川県立旭高校正門
アクセスは→こちら
内 容
1日目(3/20)
・ふりかえり「森づくり活動の安全管理」「森づくり活動に用いる手道具の基本」
・講義&実習「伐木作業に絶対必要な折れ曲がり線とツルづくり」
2日目(3/21)
・講義&実習「伐木作業に最低必要なロープワークの基本」
ロープワーク、牽引システム、危険予知、コミュニケーション
3日目(3/28)
・復習
・審査「折れ曲がり線とツルづくり」および「ロープワーク」
※審査に合格すると、森づくり安全技術・技能全国推進協議会(FLC)の横浜・多摩地区における地域推進団体moridas(モリダス)から、ランク2相当の技能習得を示す修了証を授与します。
講 師
高澤愛さん(モリダス、森づくり安全技術・技能全国推進協議会)
テキスト
森づくり安全技術・技能全国推進協議会編『森づくり安全技術マニュアル:基本編』(2013年)
※テキストをお持ちでない参加者には、特別価格1,000円で販売します。
参加費
1,000円
定 員
8名
対 象
◇下記日程で開催された「森づくり活動に用いる手道具の基本~ノコ・ナタ・カマの扱い方」の研修を終了された方
2019年10月20日(日)・27日(日)
2019年12月8日(日)・15日(日)
◇3日目とも参加できる方に限ります。
運 営
主催:モリダス moridas
共催:NPO法人よこはま里山研究所
お申込み
下記ページよりお申し込みください。
https://nora-yokohama.org/join/?p=15446
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