02月03日 (日)|基礎から学ぶ安全な森づくり講習会 開催
~ノコ・ナタ・ロープを正しく使って木を倒すために~
手道具やロープワークを正確に使うことで、森づくり作業の安全度を向上させ、楽しさを一層実感できるようなるため、講習会を開催しました。
2月3日に松井一郎さんを講師に迎え、オノやノコギリなど手道具の適切な使い方を学びました。
日時: 2019年2月3日(日) 9:30~15:30
会場: 新治里山公園・にいはる里山交流センター つどいの家
講師: 松井一郎氏(NPO法人森づくりフォーラム理事、森づくり安全技術・技能全国推進協議会FLC理事)
参加者: 11名
主催:よこはま里山研究所~NORA~ 共催:モリダス
午前中は座学で、次の内容を学びました
1 「森づくり安全技術・技能制度」について
2 グリーンボランティア保険について
3 ボランティアに求められるルールとマナー
4 森づくりの基礎知識人工林と広葉樹林(雑木林)
5 森づくりでなぜ木を伐れなければならないか。森づくり作業の目的と方法。
6 野外活動での安全のための8項目
開会のあいさつで、松村理事長より、NORAやモリダスの目指す、安全な森づくりの趣旨説明がありました。
松井さんより、講義にて基本について、学びました。
午後の実習
7 手道具類の種類と特性
8 ノコギリ、ナタの使い方の基本とロープワーク
実習開始前に、安全の基本ヘルメットのかぶり方(調整)の確認
実習で使う手道具類の種類と特性を学びました。
ロープワーク1 木を固定するための結び方を学びました。
手ノコの基本 「玉切り」 正確にノコギリを縦にひく作業を実習しました。
ナタの使い方の実習です。最初に松井さんにお手本を見せてもらいました。
ナタは同じ角度で水平に振り下ろし、刃の中央付近を使います。
参加者全員で、ナタを使って杭を作りました。正確に使わないと、大けがにつながります。
最初は、水平に振り下ろすことができませんでしたが、だいぶ上手になりました。
ナタで作った杭をかけやで打ち込みました。ロープを使って杭を固定することで安全に作業できます。
全員で打ち込んだ杭を使って、ノコで水平に切る実習をしました。
水平に木を切ることは正確に木を倒す基本です。
実習後のまとめの会。
来週は、川井緑地で、ロープワーク、伐木実習を行う予定です。
参加者のみなさん、スタッフのみなさんお疲れ様でした。
講師の松井さん。会場を提供頂きました、にいはる里山交流センターのみなさま、お世話になりました。
ありがとうございました。(しま)
本事業は、(公財)国土緑化推進機構の緑の募金と(株)かんぽ生命保険から支援を受けて実施しています