12月23日 (土)|実践ゼミナール(第3回)「自然体験・環境教育プログラム」報告

里山をいかすシゴトづくり_第3回_バナー_PC_1206まちの近くで里山をいかすシゴトづくり実践ゼミナール(第3回)「自然体験・環境教育プログラム」

日 時:2017年12月23日(土)13:00~16:30
場 所:新治里山公園 旧奥津邸主屋(横浜市緑区新治町887、045-931-4947)
参加者:30名(内スタッフ3名)
主 催:NPO法人よこはま里山研究所(NORA)、たま里山研究室(TAMA)
協 力:株式会社かんぽ生命保険

内 容:
開会・参加者あいさつ
話題提供
コメントとミニレクチャー
グループディスカッション
全体討論
閉会・片付け

ゲスト:
[話題提供]
塚原宏城さん(一般社団法人まちやま )
田中拓哉さん(一般社団法人八王子協同エネルギー
前田朋英さん(ごかんたいそう
[コメントとレクチャー]
川嶋直さん(公益社団法人日本環境教育フォーラム

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総合評価

とても良かった:65%/良かった:35%(回答数17)

自由記述(この日のゼミについて)

  • 特に全体討論の色んな議論は、視点も豊富で有意義でしたね。ニーズなら、参加者で出しあって議論しあうのもあっても良かったかも。
  • こういったゼミに参加するしたのは初めてで、講義を聴くつもりで行ったのですが、プログラムでお話しされた3名の方のお話を聴けたのはもちろん、参加者の方とお話しすることができて、とても有意義でした。
    今やりたいと思っていることが、やりたいことか、できることか、ニーズにマッチしているか、というお話は考えさせられました。
    やりたいからやろう、で始めたものが続かずに頓挫しているのは当然で、できるのか、ニーズはどうかをきちんと考えていこうと思います。
    以前ファシリテーション講座を受けたときに、当然のようにKP法が使用されていました。考案者の川嶋さんにお会いできたことがとても嬉しかったです。
  • 普段上代下代の概念に縛られたモノを売る仕事をしている身にとって、受託仕事が必ずしも利益率が悪いとは限らないこと、それにより新たなチャレンジとなる場合があるというのは目から鱗の知見でした。
  • 何故?大丈夫?という問いに道筋を提供頂いたことに感謝しています。一人一人の熱い想い(行政の人、民間の人問わず)は素直に受け入れて欲しかった。その上で、前向きなアドバイスが必要だと感じました。
  • ちょうど、心の中にフツフツと想いが溜まり始めた今の私の現状にピッタリとハマった内容でした。想いばかりではなく、収入源の模索方法やコミュニケーション方法、そして、川嶋さんのお話。NORAさんの事も川嶋さんも存じ上げてなかったのですが、心にズシンときた内容ばかりでした。
  • 川嶋さんの話題提供者に対する自然環境教育の中における一歩ひいたコメントで総合的に理解できました。
  • 地域でいろいろな取り組みが生まれていることが知れた点が有意義でした。
  • 実際に起業している方たちの話を伺えたのが何よりよかったです。これは懇親会のときに話題となったのかもしれませんが、ご苦労されている点や問題点をもっと具体的に聞いてみたかったです。川嶋さんのコメントとまとめのおかげでとてもすっきりと理解できました。あと、時間の関係で短かった少人数でのグループ討論は、次回から是非とも十分な時間をとってください。
  • 地域で展開されている活動を知ることができとても良かったです。特に個人で活動されている方の多さに驚きました。今後、こうした方々との協働により体験活動事業を行い、共に活動を盛り上げていければと考えました。
    どの話題提供も勉強になりましたが、中でも田中さんの取組で、発電所という空間とキーワードをハブとし、枠に捕らわれない様々なイベントが展開され、場や人が整えられているのはとても興味深かったです。
  • 全体討論の時間が短くなってしまったのは残念でしたが、話題提供者、コメントのいずれも大変興味深い話で、全体(そして懇親会)を通じて私の今後の活動においてもヒントになる話がたくさん散らばっていました。ありがとうございました。
    全体討論では考えているうちに発言できなかったのですが、いずれの話題提供者も仕事としてできているのは社会的信用があるからこそではないかと考えました。「この人がやるなら参加しよう」という信用があるからこそ仕事になっている。社会的信用、人とのつながりをどう蓄積していくのかが一つの鍵になると思いました。
    もう一つ感じたのは、いずれの話題提供者も2つ以上の得意分野をうまく活用して、他の人にはなかなかできないことをやっているのではないかということです。例えば、前田さんは「保育」と「自然体験」を「逗子」という地で展開しています。逗子の保育園はいくつもあるでしょうし、逗子で自然体験しているところもあると思いますが、両方やっているところはそうはないのでは。自分が活かせる2つの分野って何だろうと考えさせられました。
  • 発表されたそれぞれの皆様の活動内容がどの様に社会との繋がっていくのか、川嶋先生がライブでお話して下さったことで、環境教育に興味を持ち始めた私にも分かりやすかったです。
  • 質疑応答だけでなく、発表された3人の方を交えて、他の参加者の方とも、もう少し話せるような時間があれば良かったと思いました。
  • 今後のライフスタイルを組み立てる上で自然とどのような関わり方ができるかを考える参考になりました。
    環境教育のテーマでしたが、教育に特化することなく、いくつかの切り口で里山活用について考えることができました。プログラムされた環境教育と、自らの気づきに基づく環境への学び、どれも大事なものであると認識しました。成果を期待しない「ごかんのもり」の取組みは俯瞰した視野を持ち、普遍的な考えが新ためて大切であると感じました。
    これも、限られたゼミの時間の中では消化できず、懇親会の時間を通して腑に落ちたものでした。
  • 川嶋さんのコメントは、その枠組みを超えて自然との関わり方を考えさせられ、認識を新たにするものでした。
  • 松村さんのファシリテートによる全体討論は、ゼミ形式でとてもわかりやすく、企画者の意図をさりげなく混ぜながら、全体が納得いくやりとりができ心地よかったと思います。

自由記述(NORAへの要望その他)

  • ニーズと企画のプログラミング。出しあって議論は確実に面白い。プロジェクトチーム作りがテーマならmbtiもあり。
  • 里山や自然を相手にしている仕事にどんなものがあるのかが知りたいと思います。
    また、来年はNORAの山仕事や、はまどまのイベントに参加したいと思いました。
  • 森林インストラクターの事を知りたいなあと思います。教育と森林、食育と森林。私は幼児教育に身を置いているので環境教育をもっと何かと掛け合わせていけたら思いました。
  • 話題提供の後にこのゼミの目的に沿うようにまとめて下さっていたのがポイントをつかみやすくて良かったです。
  • 取り上げて欲しいことは、環境インストラクターの活動において、年間具体的な活動と、依頼者はどのようなところからくるのか、また、どのようなところに登録するのか、その為にどのようなスキルを磨いているのか、など知りたいです。
  • 昨日皆さんと話をして趣味以上ビジネス未満でやってみる機会の大切さを学びました。
    引っ越してきたばかりでわかりませんがレンジャーズのように単発でも自然環境活動に参加できる機会があると助かります。
    自然と関わることは1人より大人数でやると楽しく学びも深いと思います。
    これからNORAの活動に参加していきたいです。
  • 「まちの近くで里山をいかすシゴトづくり」というテーマ自体が素晴らしいと思いました。実践者たちが生み出している価値、生み出そうとしている価値について深く掘り下げていってほしいと思います。
  • ファシリテータの役割が大変で重要だと思いますが、ケーススタディを行い、少人数での検討の話し合いから全体に繋げる話し合い、質疑応答などを取り入れてください。それから、場所など応じてくださる方がいればフィールドワークなど。これから起業しようとしている方の事業検討会など。
  • ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
  • テーマとして「里山環境教育施設の指定管理者制度をシゴトにするには」「里山と芸術のコラボでシゴトづくり」というのはどうでしょうか。芸術はなかなかシゴトにならないかもしれませんが。
  • 業界全体の課題(人材やお金)について有識者での討論会のような場に参加してみたいと思います。
  • 里山をシゴトに結びつける、具体的な取組みとノウハウを学びたいです。

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