09月14日 (日)|よこはま里山レンジャーズ2014 瀬上市民の森
横浜南部の円海山周辺から鎌倉にかけて、横浜最大の緑地があります。
その一角を占める瀬上市民の森一帯は、そのシンボルの「瀬上池」を中心に、樹林地、竹林、小川、湿地、谷戸田などがモザイクのように多様な環境をつくり、横浜の在来の生きものがたくさんくらしています。
この森は、地権者、行政、市民団体である瀬上さとやまもりの会の3者が、共通の目標である保全管理計画や瀬上市民の森憲章に基づいて保全管理を行っています。
この場所は、数年計画で神奈川県の県花であるヤマユリの里を目ざし、ネザサを刈って地上部への日当たりを確保しています。
昨年も多くのレンジャーズの仲間が笹刈りに汗を流してくれ、ヤマユリの株も増えつつあります。
今回は、9月14日(日)に尾根に近い樹林地の笹刈りをおこないました。
活動には8名のレンジャーが参加しました。
活動前のオリエンテーション
瀬上市民の森で保全活動をしている「さとやまもりの会」より、作業内容や注意事項などの説明がありました。
オリエンテーションを終え がっつり度★4つのフィールドいざ出発
広場をでるとすぐに急斜面、 活動場所まで急な階段を下ります。
笹に囲まれたフィールドで、作業の説明を受けました。
笹刈り初体験のレンジャーも多く、最初に刈り方の指導を受けます。
レンジャーの背丈ほどに伸びた笹を刈り取りました。
大人数で刈り取れば、かなり効率も上がります。
1時間ほどの作業ですっかりきれいになりました。
人手で刈ったことで、ヤマユリやヤブミョウガが綺麗に刈り残されています。
作業終了をいっしんどう広場に戻り関東富士見百景に指定される「富士山」を望みましたが...
残念!! 富士山は雲の中でした。
レンジャーのみなさんのおかげで、来年もヤマユリが期待できそうです。
ありがとうございました!