09月23日 (月)|野外体験活動を運営する人のための安全管理とコミュニケーション研修報告

参加型イベントを主催する心構えが変わる!
「野外体験活動の安全管理とコミュニケーション研修
~ファシリテーションの専門家が15のワークを通して導く深い気づきと温かい対話」

<令和元年度「緑と水の森林ファンド」助成事業>

日時:2019年9月22日(日)・23日(月祝) 9:30~16:00
場所:新治里山公園にいはる里山交流センター つどいの家
講師:志賀壮史さん(NPO法人グリーンシティ福岡、NPO法人日本環境保全ボランティアネットワーク)
参加者:16名(2名は9/22のみ参加)
主催:モリダス/共催:NPO法人よこはま里山研究所(NORA)
協力:株式会社かんぽ生命保険

1日目(9/22)「野外体験活動の現場リーダーって?」
・セッション1 :現場リーダーって何する人?
・セッション2 :コミュニケーション
・セッション3 :一日のプランニングと活動中の目配り
・まとめのディスカッション

2日目(9/23)「安全な活動のために」
・セッション4:安全管理と日頃からの取り組み
・セッション5:事故事例とヒヤリハット
・セッション6:自団体に持ち帰るために
・まとめのディスカッション


[アンケート結果]有効回答数=11

Q. この研修を総合的に評価してください(5段階評価)。
「とても良かった」11/11

Q. ご意見・ご感想などを自由にご記入ください。
・志賀さんの笑顔と物腰の柔らかさに安心して研修を受けることができました。ファシリテーターとして研修を進めていく様子やテクニックを学びたいと思いつつ、どっぷり受講生になっている自分がいました。KY活動やリスクアセスメントは、口先だけでなく、日々繰り返しながら取り組むことの大切さを改めて実感しました。自分の業務に少しでも活かせるよう努力します。
・タイムスケジュールが見えないと、気になる人もいるかも知れないと感じました。
・講座はとても楽しく有意義な時間でしたが、(講師の先生が)私達から学びたい、学びの姿勢に対しての考え方に感動しました。また、現場リーダーは、初めての方には特に丁寧に接することや、みんなが気持ちよく作業出来ているか気を配るとか、挙げたらきりがありませんが、志賀先生の人柄が表れるような話に共感できました。
・一番心に残ったのは、アサーションという考え方です。自分の気持ちにウソをつかず言いたいことを伝えることの難しさは常に感じていましたが、まわりくどい態度や優しい嘘はまわり回って相手を傷つけることを改めて思い知りました。毎日悩むことはあるけれど、明日からアサーションだけは意識して取り組みたい。そのために、機会を作ってこれからも様々なことを吸収していきたいです。そして、よい事務局を目指していきたいです。
・受講目的を達成、大変満足してます。非常に有意義でした。
・昨年に引き続き、今回も大変有意義な時間を過ごさせていただきました。
・リーダーの立ち位置、役割、安全管理とリスクアセスメントの重要性を深く掘り下げて学ぶ事ができたかなと考えております。また次回もうかがいたく思います。
・コミュニケーションと安全管理について再確認できました。さらには、志賀先生の講義の進め方や、皆さんからの色々な意見をまとめていくファシリテーション技術が大いに参考になりました。ありがとうございました。
・今回は山仕事(ボランティア)の現場を想定されたものであり、普段の私の活動にそのまま当てはまるものではないかもしれません。しかしだからこそ、良い勉強になったと思います。常に同じような視点から考えていたのでは、思考が固定され、ヌケ・モレが生じる原因になるかもしれません。今回のように、普段とは異なる角度・深さで安全管理を考える機会は非常に大切だと思いました。中でも、フィードバックの仕方や事故事例収集と研究などが、個人的には特に印象に残りました。
・研修の振り返りでも申し上げましたが、講師の志賀先生が学び合いの姿勢を自ら示してくださっていたところが、大変素晴らしく、勉強になりました。事務局リーダーを打診されていて、受講を勧められて参加したが、自身の所属するボランティア団体に持ち帰えるべきヒントをたくさん気づけたことが、最大の収穫となりました。また、参加者からも強い刺激を受け、新たなモチベーションが出来た事も感謝したいと思います。

 

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