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2020.11.1 寄り道48 環境・公共社会学/デジタルアーカイブ/実践者の学び

秋は、考えるにはよい季節だ。 蒸し暑い夏が過ぎ去ると、落ち着いて取り組もうという気持ちになる。 学会大会・研究会・ワークショップなど、学び合うイベントも数多い。 特に今年は、リモート参加できる機会が増 […]

2020.10.1 第98回 歴史と社会を考える―菅・北条編『パブリック・ヒストリー入門』ほか

[1] 菅豊・北條勝貴編『パブリック・ヒストリー入門:開かれた歴史学への挑戦』(2019年、勉誠出版) [2] 渡部竜也『Doing History:歴史で私たちは何ができるか?(歴史総合パートナーズ […]

2020.9.1 寄り道47 学ぶこと・伝えること

退職後の約半年間、私は大学で消化できなかったサバティカル(長期休暇)のつもりで過ごしている。 実際に時間が与えられたとき、どこに気持ちが向かうのだろうかと、自分が試される期間であったように思う。 大学 […]

2020.8.1 第97回 八尾慶次『やとのいえ』

八尾慶次『やとのいえ』(2020年、偕成社) フェイスブックのタイムラインを上から順番に眺めていたら、都立大の饗庭伸さんの投稿に目がとまった。 そこには、著者から恵贈されたという絵本『やとのいえ』が、 […]

2020.7.1 寄り道46 家族・社会・場所・歴史・表現

6/27(土)夜、NORAサロン「松村正治×松村正直―家族・社会・場所・歴史・表現」を開催した。初めての弟との対談企画は、閉会後の懇談会も含めると3時半に及んだ。 このときの対話や質疑応答を通して考え […]

2020.6.1 第96回 鳥越ほか編『生活環境主義のコミュニティ分析』

鳥越皓之・足立重和・金菱清編, 2018, 『生活環境主義のコミュニティ分析―環境社会学のアプローチ』ミネルヴァ書房. 環境社会学会から本書の書評を書くように依頼されているので、とりあえず、草稿をアッ […]

2020.5.1 寄り道45 身体性と場所性を伴う活動の意味

「新型コロナウィルス感染拡大のための対応(4/30現在)」のとおり、NORAの活動も、少なからず影響を受けています。 早くコロナ感染が終息することを願うばかりですが、しばらくして外出自粛が解かれると、 […]

2020.4.1 第95回 スコット・A・シェーン『〈起業〉という幻想―アメリカン・ドリームの現実』

スコット・A・シェーン『〈起業〉という幻想―アメリカン・ドリームの現実』(2011年→新版2017年、白水社) 2020年3月末をもって、15年間勤めた大学を退職した。 3年前、任期のない教員から任期 […]

2020.3.1 第94回 小倉恵美子『オオカミの護符』

小倉恵美子『オオカミの護符』(2011年、新潮社) 本書は、都市近郊の里山に興味を抱く全ての人に読んでいただきたい好著である。 もともとは、記録映画『オオカミの護符―里びとと山びとのあわいに』 (20 […]

2020.2.1 寄り道44 中ヶ谷戸オフィスから

先月のコラム「2020年の抱負」に対して、 複数の方からご心配とご期待のメッセージをいただいた。 限られた時間で思いのまま書いている文章にもかかわらず、 長文を最後まで読み通してくださった方々に対して […]

2020.1.1 寄り道43 2020年の抱負

新年明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 さて、年初に当たり、今年の抱負を記したいのだが、 私の場合、2020年3月末に15年間勤めてきた大学を辞めるので、 この際、なぜそう […]

2019.12.1 第93回 2019年に読んだ本から

今年読んだ本の中から取り上げるに足るいくつかを、刊行年月日の古い順に簡単にふりかえる。 中野剛志『富国と強兵』東洋経済新報社(2016/12/9) 著者には多くの著作があるが、本書が主著である。いくつ […]

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