01月27日 (土)|まちの近くの里山をいかすシゴトづくりフォーラム~森の価値を高めるアプローチ最前線
日本は国土の約2/3を森に覆われているため、しばしば、森林資源に「恵まれた」国と言われます。
それでは、近くに森があると、どんな「恵み」があるのでしょうか。
私たちにとって、どんな嬉しいことがあるのでしょうか。
かつては、近くの森の木々を薪炭材や建材などとして利用していましたが、今のまちの生活は、近くの森から木材やエネルギーを得ることがありません。
だから、近くに森があっても、目の安らぎになるくらいの恵みしか感じられないのが普通になっています。
その結果、国内の多くの森が、あまりいかされていない状態にあります。
豊かな森林資源をいかすためには、森の価値を見えるようにすることが求められます。
近年は、そうした関心から、新しい間伐材の活用や企業のCSRとの連携、さらに、ツリークライミング、森のようちえん、皮むき間伐など、さまざまな森を楽しむ方法が提案され、各地で実践されています。
今回のフォーラムでは、このような問題意識を共有し、さまざまな取り組みを実践されている方々から話題を提供していただきます。
そして、私たちと森との関係をどのように深めていけばよいのかについて話し合います。
参加者も含めて学び合うことで、森の価値を高める取り組みがひろがり、結果的に多くの人びとによって森林が大事にされ、まちの近くで里山をいかすシゴトが生まれていくことを願っています。
本フォーラムには、もう1つのねらいがあります。
1990年代、市民が続々と森に入り、下刈りや間伐などのボランティア活動を担いました。
いま、その森林ボランティアは高齢となり、後継者不足が課題となっています。
この課題の解決策についても、あわせて考えたいと思っています。
そのためには、まず森の価値を高めようとしている人と人が知り合うことが大事でしょう。
ここでの出会いから、課題解決に向けた動きが始まることをめざします。
日 時
2018年1月27日(土)13:00~17:00 (開場12:30)
場 所
横浜市技能文化会館8階802大研修室(横浜市中区万代町2-4-7、042-375-8716)
アクセス→JR「関内駅」徒歩5分、横浜市営地下鉄「伊勢佐木長者町駅」徒歩2分
話題提供者・コーディネーター
[話題提供者]
鹿住貴之さん(認定NPO法人JUON NETWORK、NPO法人森づくりフォーラム)
竹垣英信さん(NPO法人森のライフスタイル研究所)
三木一弥さん(森と踊る株式会社)
塚越暁さん(原っぱ大学、HARAPPA株式会社)
[コーディネーター]
松村正治(NPO法人よこはま里山研究所)
タイムテーブル(案)
13:00 オープニング・趣旨説明[15分]
13:15 話題提供[4人×25分]
14:55 休憩[15分]
15:10 コメント[10分]
15:20 分科会/グループディスカッション[45分]
16:05 全体討論[25分]
16:30 クロージング[10分]
16:40 片付け
※17:00退出後、居酒屋「匠」にて懇親会
参加費
500円
対 象
森・里山とかかわる仕事や暮らしを志向している人、森の価値を高めたい人など
定 員
50名(先着順)
※要申込み(下記フォームに必要事項をご記入の上、ご送信ください)
主催・協力
主催:NPO法人よこはま里山研究所(NORA)、たま里山研究室(TAMA)
協力:株式会社かんぽ生命保険
お申込み
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