10月18日 (日)|2009.10.18 俳句ハイクな旬の里山探訪
先月の里山探訪では、ジュズダマについたクロコノマチョウの幼虫をたくさん見つけました。今日は、大きくてシックな羽の成虫をずいぶん見つけました。さて、今日は句会を主宰される方が参加されてましたので、参加者がみな、一句。 ●温暖化 クロコノマチョウで実感し (Kさん)
●キタテハとクロコノマチョウ オニヤンマ (Yさん)
→いろいろいましたもんね、キチョウ、モンキチョウ、アキアカネ・・・
●虫の名は 言われてみれば そのまんま (Wさん)
???地面にチョコマシュマロが・・・! ふわふわの手触りです(^-^) 割ってみると・・・中は黄色。オリーブ色のところからほやほやと、胞子の煙が出ていました。 ●あらキノコ 胞子飛ばして 奉仕する (Bさん)
帰って調べてみたら、ノウタケでした。もう少し熟すと、脳みたいな皺ができるんだって。
森の中にはどんぐりがたくさん落ちていました。今年は生り年のようです。
また、外来種のガビチョウ(画眉鳥)を間近で見ることができました。
写真に撮ることはできませんでしたが、名前の由来ともなっている白い過眼線をはっきりと確認することもできました。
●どんぐりを踏みしめ歩む秋の風 (Uさん)
●どんぐりを踏む音が好き、と彼女言い (Hさん)
●ガビチョウのかんだかき声 里の秋 (Sさん)
●ガビチョウもついに来たかヨ 新治に (Hさん)
ここで、森の中でのいろんな発見を一気に紹介!
●くもの居に とらえられたる 枯葉かな (Iさん)
●キリコロロ 森に漂う虫の声 (Mさん)
●朴の葉を拾いて味噌の話など (Iさん)
●栗林 中身がないよ イガのみだ (Mさん)
●竹やぶに おれの名前があるんだよ (Nくん)
→小学生のNくん。保育園時代にココの竹林で間伐のお手伝いをして、
伐った竹のところに名前を書いたんだって。
●声かけて かまきり我に向きをかえ (Iさん)
●からすうり 見上げるみなの笑顔かな (Tさん)
カラスウリの種です。オモシロイ形をしているでしょ? 大黒様とか、打ち出の小槌に似ているとか、言われています。そのため、お財布に入れておくと、お金が貯まるとか。
参加者のみなさん、ひとつずつお持ち帰りになりました(笑)。
でも、私には、カマキリの頭に見える・・・。 <Miho>