10月15日 (土)|テーマ別ワークショップ(薪炭・里山バイオマス編)を終えて
10/15(土)「まちの近くで里山をいかすシゴトづくり」プロジェクト
テーマ別ワークショップvol.1(薪炭・里山バイオマス編)を新治里山公園で実施した。
参加者はスピーカー3名も含め全員で16名。
小出仁志さん(NPO法人ナチュラルリングトラスト)
松田直子さん((株)Hibana)
廣田靖典さん(南洋社)
三者三様の発表だったが、どれも具体的な実践例をお話いただいたので、
後半の5-6名によるグループワークでは議論が深まった。
安全を確保した上での冒険、地域の防災拠点における薪備蓄、
自分で薪をつくるという物語など、いくつものシゴトのタネが生まれた。
今回のかたちをひな形にして、今後のテーマ別WSを開けそうだ。
ワークショップをどうデザインするかという問題には、いつも悩まされる。
私が大事にしていることは、面白い話題を提供してくださる方を揃えることと、
話を聞くだけではなくて、自分の意見を言える人を「いい具合」に集めることだ。
「いい具合」とはどんな具合だろうか。
まず、目的に応じて適当な人数がいる。
そして、参加者の多様性であるが、これはほどほどに。
いつも同じ面子ではつまらないが、バラバラすぎると話は深まらない
(自己紹介だけで盛り上がるのも悪くないけれど、目的が違う)。
参加して良かったと思える意見交換を目指すならば、
ある程度の共通理解があって、それをベースに進める方がいいだろう。
そういう意味で、今回はバランスが良かった。
里山シゴトづくりPJのメンバーに加え、
ある環境NPOの代表の方や、神奈川県の職員の方などとも繋がれたからだ。
また、3名の(社会的)起業家の発表は、共通するテーマでありながらも、
独自の角度から話してくださったので、具体性と一般性のバランスが良かったと思う。
ここに記して、あらためて感謝したい。