07月11日 (月)|食べもの通信・NORA横浜読者会~7月号は暮らしの見直し、生き方の見直し(2022/07/11)
7月11日月曜日午後7時から9時リモートとはまどまのリアル参加で、食べもの通信読者会を開催しました。
七名の参加です。
今回は、イタリアから三人の小学生の子どもたちとコロナで三年ぶりの里帰り帰国中、川嶋朋美さんにゲスト参加してもらいました。
オーガニックの先進国、スローフード運動の発祥の国、フィレンツェ郊外の丘の上の自宅は築200年。古いものを大切にして自然と共に暮らすことを大切にするイタリアでは、珍しくなく、築600年もあるとのこと。朋美さんはオリーブを栽培して1年分の必要なオイルを絞ります。ぶどうはワインにします。5種類の品種があるそうです。
お隣のパン屋さんでは、薪のオーブンでパンを焼きます。
イタリア人の夫は農学者で、特に古代麦の栽培や、気候変動に対応した小麦の品種改良に取り組んでいます。ウクライナからの小麦の輸入が止まったり、ひまわり油の輸入が止まるなどの影響が出ているとのことでした。
神奈川時代から、イギリスやアメリカ、ワシントンへ自分の生き方を求めて、横浜ではNORAと出会って『はまどま』の活動に参加するも、市民活動が社会を動かすイギリスへ、さらに、イギリスとの複雑な歴史を重ねてきたアイルランドへ。アイルランドで夫となるマティオさんと出会います。
生き方を求め続けてきた話に感銘したメンバーたち。自分も同じという思いが語られました。
毎月号、各記事を貫くテーマが感じられます。
7月号は暮らしの見直し、生き方の見直しです。
快適を求めて、体の対応力を失っている。気候変動に耐える力を身につける暮らし方。
何でも安く手軽に手に入るのが当たり前ではないと見直したい。卵も肉も、乳製品も。米と水産物、豊富で体に良い発酵食品。
少しでも、作物を作りたい。
今回も、みんなで話せてよかった!ひとりで読んだら暗くなる記事も、みんなで分かち合えば、前向きになれる。