01月28日 (金)|1月28日 川井小 里山体験受入れ
1月28日(金)
昨年に川井小学校の社会体験プログラムの一環として
里山保全活動への参加申し込みがあり、この日小学生
55名を受け入れる事になりました。
小学生達を前に、「森の中で気をつけること」を説明しましたが
子供達の集中力は長続きしませんねぇ(汗)。
問い合わせ当初は、森の散策をしながら保全活動の話をして
小学生達に森を残す大切さを理解してもらおうと考えていました。
しかし打合せの際に、担当の先生から「是非、何か作業を体験させたい!」
との熱望を受け、プログラムを3つに分けて構成してみました。
1、森の保全活動の話を聞く
2、太枝ばさみを用いて、シュロの木や白樫の萌芽更新を徐伐する
3、林床整理(小枝拾い・柴刈り)
小学生達は、話を聞いているときも飽きてしまうかな?と思いましたが
皆それぞれに事前に勉強し、樹種やドングリの種別なども理解していた
ことに驚きました(笑)
小枝拾いなどの単調な作業では、物足りなさを感じてしまうかな?という
心配もありましたが、みな両手にたくさんの小枝を抱えて、一生懸命に
柴刈りを楽しんでくれた様子でした。
徐伐作業では、受け入れ側の我々が一番危惧した「子供達に道具を使わせる」
という事でした。
太枝切りばさみの数が少なかったので、順番に限れた時間の中での作業でした
が、小学生たちは個々に一番楽しんでいたようです。
さすがに先生方は、子供達の心理を理解されているんですねぇ。
受け入れたスタッフ達も、「子供を作業に関わらせる危険性」について
想像できたとしても、実際に関わることで、意外性や予測不可能な
子供達の行動を目の辺りにできて、良い経験が出来たのではないでしょうか。
11時30分頃、無事に怪我も事故も無く、小学生達は学校へと戻っていきました。
この日は一般の方も3名、川井緑地の現場を見に来てくださいました。
小学生達が来る前に、少しだけ活動の説明を行い、後は小学生達と一緒に
作業や保全活動の説明を聞いていただきました。
もし予定が合えば、是非定例活動へ参加していただき、メンバーとの
ふれあいも楽しんで欲しいですね。
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