02月13日 (日)|雪の山仕事。
2011年2月13日(日)お天気:晴れ。
一昨日は雪だった横浜。今日は幸い晴天でしたが、川井緑地内では、
いたるところにうっすらと雪が積もっていました。
●朝礼の様子。今日のメンバーは10名(初参加:Nさんと、Iくん)
※朝だけHさんが荷物を届けに寄ってくれました。
●昨年の夏から除伐作業を続けている市所有地。白樫の良い材は、いつか
何かに利用できないかな?、と枕木を敷いて一時保管してますが、ここも雪。
●白樫等の常緑広葉樹を除伐していきます。
今日はチッパー作業班は来ていなかったため、
深々とした中での活動となりました。
午前中は前回に引き続き手ノコを使ったシラカシの除伐。
前回までの作業でだいぶ林床に陽が差すようになりましたが
まだ樹間の狭いエリアがあるため、そこの間伐作業です。
今日は前日までの天候で木の含水量が多く
ノコの歯がなかなか木に入っていきませんでした。
伐採したシラカシは1m50cm程に切り、チッパー処理をされないよう
枕木を敷いて幹と枝葉で積み分けしていきました。
午後も引き続きシラカシの除伐となりましたが、Oさんに指導して
いただきながらチェーンソーを使った除伐を少し行いました。
自宅でのチェーンソーを使った玉切り経験は何度かあったのですが
安全で効率的なチェーンソーの扱いをしなければならないという
ことを改めて実感しました。
wrote by IKE
昼休みは、メンバーで焚き火を囲んで一休み
【午後の作業報告】
午後からS山さん、I木さん、自分でと一緒に、M本さんから
依頼されていた看板の支柱材を、チェーンソーとチルホールを
使用して切り出しました。
I木さんが伐倒対象の木に、一本梯子を登ってワイヤーを取り付け、
自分は滑車やチルホールの設置を行なった後で、チルホールでワイヤー
の牽引操作を行ないました。
3本の木材を伐倒して9本の材(1本2m60cm)に切り分けました。
最初の2本はS山さんが切り、最後の1本はO田さんに切って頂き
ましたが、掛かり木になってしまい、処理に大分時間が掛かってしまいました。
●若者たちは、チェーンソーの実習中です。
切り出した材はを、自分とI木さんと二人で、チェーンソーを使用して
一定の長さ(260cm)に玉切りしました。
●伐った杉・ヒノキの皮むき。
そのあとT嶋さんも加わって三人で皮むきを行い、焼入れ作業まで行いました。
●この材を、杭に仕立てます。
●防虫のための火入れ。表面を焼き、磨いてから、防腐剤を塗布します。
生木への焼入れだったので、火の通りが悪く仕上がりまでに
予想以上の時間を要しました。
wrote by FUMI
徐伐エリア 作業前
徐伐エリア 作業後
●最後は、道具の手入れです。
皮むき機(ピーラー)は、前回は全然切れ味悪く、用を為さなかったため、
今日は使用前に研いだらカナリいい感じでした♪ 使用後も研いで、仕上にクレ556。
●チェーンソーも手入れ。今日はNさんが自前のエアコンプレッサーを持って
来てくれたので、発電機で電源取って、チェーンソーの手入れを念入りに
行いました。Oさんが手入れの仕方を教えてくれました。
●終礼の様子。今日も寒い中、皆さんお疲れ様でした!
初参加の方も「楽しかった!次回も来ます」とのことで一安心・・・ホッ。
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番外編: 今日は、初回参加者が2名いましたので、
・Nさん(森ボラ養成講座を修了したばかり)
・環境系専門学校からのインターン生Iくん
午前中は、2人と一緒に川井緑地全体を回り、散策しながら概要説明しました。
●畑の横で育苗中のクヌギ・コナラ(すごく大きくなっててびっくり)
※ 落葉広葉樹なので枯れてるように見えますが元気です。
●以前整備していた、「石窯」のあるスペース
●デッキ2裏の材を整理して積んである場所で、Nさんが太鼓落とし材製作中。
製材は本当に大変。少しでも効率良くできるよう、道具は自作で工夫。
●外周道路脇のデッキ3は、落ち葉だらけでした。
2月の雪が終わったら、3月春はすぐそこですね。
昨年は、まちぶしん事業の総仕上げで忙しくしているうち、春は
慌ただしく過ぎ去っていましたので、今年は綺麗になった外周道路
のデッキ2あたりで花見が楽しめるといいなあ。
Babi♪