04月24日 (日)|コナラの根巻きと立ち枯れ木の徐伐
4月24日(日)
前日の雨が嘘のように、朝から晴天に恵まれました。
本日の参加者は17名(過去最多?)でした。
作業内容は前回から取り掛かかり始めた「コナラの根巻き」と
畑側入口周辺に残されていた「常緑樹の徐伐」、午後からは
「立ち枯れ木の徐伐」作業を、午前と午後ともに2班に分かれて
作業を行いました。
ブログ担当は、I田さんとU本さんにお願いしました。
午前中はO嶋班にて手ノコを使った
シラカシの除伐と、林床整理を行いました。
大きなシラカシは除伐が大分進み殆ど残っていなかったため
つまづきそうな小さな切り株を林床すれすれまで切ったり
蘖(ひこばえ)の処理、シュロ、アオキ、ヤツデの探索などに
時間を費やしました。
改めて林内を見渡してみると、間伐が大分進み
陽もかなり入るようになり、明るい林になってきたと感じます。
午後の部はN林班にて除伐作業
チェーンソー講習修了のU本、N島、I田が
チェーンソーを用いた伐倒、枝払い、玉切り作業を担当しました。
倒す木が大きくなるにつれ、「つる」を利用した
伐倒の重要性を再認識しました。
また、チェーンソー操作中も、常に逃げ道の確保や
意識を置いておく事の重要性も再認識しました。
wrote by I田
午前中はO田班でクヌギの根回しを行いました。
前回の活動で選定してある木を二人一組で根回ししていきます。
株の周りに溝を掘り横に伸びた根を切ります。
ここまでは何とかなるのですが、問題は直根です。
直根は株の真下に伸びていて、切っておかないと移植できないのですが、
これが土の中のどこにあるのかさっぱり分かりません。
スコップで探っていたら、株元の土をかなり落としてしまいました。
その後直根は切断することができ、麻布で巻く時に株元に土を戻して作業終了。
この状態で新しい根が生育するまで、半年程待つそうです。
【 昼食時のひと時 】
午後はN林班でチェーンソーとチルホールを用いての除伐。
常緑樹と育成不良の針葉樹が対象です。
育成不良の(というか枯れている)針葉樹を選定するという視点で改めて観察すると、
現在の作業範囲にはかなりの育成不良木が存在していました。
しかしこれらを片っ端から除伐すると空間が空きすぎてしまうので、
特に状態が悪いものから除伐するという方針が確認されました。
実際の作業を通して、チルホールでの作業位置・対象木の伐倒方向をどう決定するか
について勉強しました。
チェーンソーについては枯損木の場合の受け口のつくり方を
教えていただきました。
チェーンソーで受け口・追い口切りをする時に水平に刃を入れている……
つもりなのですが、手前より刃先の方が下がってしまいます。難しいです。
また午後の作業中、除伐とは関係ないところで枯れ枝が降ってきて
ヘルメットに当たりました。何があるか分からないものだと、保護具の重要性を再認識しました。
wrote by u本
徐伐や根巻き作業以外にも、午後は畑の柵支柱も切り出し
皮むきを行ないました。(焼入れは次回かな)
作業終了後には、S本さんが差し入れてくれた焼き芋を
皆でご馳走になりました。
S本さん、次回は濡れた新聞紙でさつま芋を包んでから
アルミホイルを巻くと、より一層美味しく焼きあがる事を
教えてもらえましたね。(笑)
最後は物置前に戻り、道具の整備
今日も一日、お疲れ様でした!
次回は5月8日(日)、連休最終日ですが定例作業は
予定通り行ないます。
wrote by yas