05月08日 (日)|クヌギの根回しと枯損木の伐採

5月8日(日)

参加者:メンバー8人+ゲスト4人 計12名
天 気:晴れ
気 温:高め

今回は参加者がそれほど多くなかったので午前中は2班+α体制で
クヌギの根回しと枯損木の伐採を行いました。

それとゲストとして川井小から4人(I川校長以下5年・6年生の担任
各1名、去年5年生の子ども達を連れてきたK村先生)が午前中体験
参加しました。(I川校長はN林とは30年来の知り合いです。一緒に「とんぼ池」
などの本を作りました。)
110508 朝礼02.jpg
O嶋さんがゲストに森の案内をしている間、各班の作業を行いました。

N林はチェーンソーの資格を取ったT根君とおじさん3人組とで
西側入り口付近のスギ枯損木の伐倒と玉切り処理を進めました。
110508 徐伐06.jpg
途中で折れ、樹高数メートルしかないものはそのままで、また梢まで残った
枯れ木はチルホールをセットして伐倒し、掛かり木を防止しました。
110508 徐伐07.jpg

【クヌギ根巻き班の報告】

今回は人数も少なかったので、木一本に対して一人が付くような感じで
作業を進めました。

1.まず始めに、木の大きさに合わせてある程度鉢の大きさを考えながら、
根巻きを行う木を中心に円を描くようにスコップを入れていきます。

(根巻きを行う木から出ている細かい根や、絡み付いているツタなどを
切断するような感じで)

110508 根巻き09.jpg
2.次に、その円に合わせてスコップの幅を使って穴を掘っていきます。
掘り起こした土は、崩れて掘った穴に落ちてこない程度に円の縁に置き、
最後に穴を埋めるときに作業がしやすいようにしておきます。

110508 根巻き10.jpg
3.ある程度掘り進めていくと、その木から出ている太い根っこにスコップが
あたるようになってくるので、その根をスコップまたは手ノコなどを
使って切断します。
110508 根巻き14.jpg

4.すべての太い根が切れると木が動かせる状態になるので、こも?
(わら?)を鉢に合わせて巻いて、ロープで縛っていきます。

ある程度かたちになったら、鉢の中の土が少ない所に土を入れていき、
鉢の形を整えていきます。

5.鉢の形が整ったら、また掘り起こした場所に鉢に巻いたこもが少し
見えるように埋めて、完成ヽ(´ー`)ノ

今回自分は根巻き作業は2回目だったので、1回目とくらべてすごく
スムーズに進んだように感じました。
form mt:asset-id=”3406″ class=”mt-enclosure mt-enclosure-image” style=”display: inline;”>110508 15.jpg
午後はS山隊長とT根君が蒔田公園のイベント参加のため作業離脱となり、
精鋭6人での活動となりました。
110508 灯籠16.jpg

イベント写真 竹の灯籠

110508 灯籠17.jpg<

竹の灯籠写真
【O田・N塚班の報告】

午後はO田さんと2人で、作業道の整備を行いました。

始めに行ったのは、高校側の道路にある入り口の斜面に、丸太を
ジグザグに置き杭を打って、安全に上り下りが出来るようにしました。

使用した丸太と杭は、近くにあった掛り木・枯れ木になっているものを
除伐したものを利用しました。

(杭は適当な太さの丸太や枝を、鉈やチェンソーを使って先端を
尖らせるように切り揃えて作りました)

また、その入り口からいつも昼食を食べているエリアへ繋がる道を新たに作りました。

イノデやスギの落ち葉などを人が通れる幅に片付け、ルートが
分かりやすいように切り開いた道の脇に除伐した枯れ木などを
並べて、完成ヽ(´ー`)ノっといった感じです

今回、いつもより人数が少ない環境での作業でしたが、自分の感覚では
思いのほか作業が進んだように感じました。

最後に…、完成したところの写真を撮るのを忘れてしまったので(;・◇・)、
次回参加予定の方は是非ご自分の目でご確認ください!

午後はT根君の代わりにO嶋さんが加わり、4人でさらにチェーンソー&
手鋸とチルホールを用いてシラカシ・シロダモの中径木除伐とスギの
掛かり木伐採を進め、かなり明るい林内になりました。

また、林内に放置された倒木の玉切りと積み替えも行いました。

15時に作業終了し、旭高校裏で道具の手入れと次回5/22(日)の確認をして解散となりました。

wrote by N林&N塚

 

NORAの山仕事 | 報告