10月23日 (日)|はまどまシアター『イザイホー1990年-久高島の女たち』『竹富島の種子取祭』
日本の文化・生活・風土を記録した映像を上映する会です。
映画を観たあとは、参加の皆さんとテーブルを囲みトークタイム。
* * 神奈川産・個性派野菜の手作りスーイツか食事が付きます * *
日 時
2016年10月23日(日) 13:30~上映、14:45〜トーク/17:30~上映、18:45〜トーク
【昼の部】午後1時00分開場・午後1時30分上映開始~午後2時45分終了
上映後、懇談会を催します。(お茶・お菓子付)~午後4時閉会
【夜の部】午後5時00分開場・午後5時30分上映開始~午後6時45分終了
上映後、懇談会を催します。(夕食付)~午後8時00分閉会
場 所
はまどま(横浜市南区)
内 容
上映作品
①「イザイホー1990年–久高島の女たち」(1991年作品・30分・沖縄県島尻郡知念村久高 撮影地)
②「竹富島の種子取祭」(1980年作品・55分・沖縄県島八重山郡竹富町 撮影地)
沖縄本島の東南にある久高島、八重山の竹富島、日本の歴史、文化を思うとき、沖縄のそれは、重く、深く関わってくる。繰り返し鑑賞したい貴重な映像である。
■今後の上映作品と上映日程
11月27日(日)薩摩の紙漉き/茂庭のしなだ織
12月25日(日)イヨマンテ
2017年1月・2月は、奥三面(1)・(2)を10名以上の予約で上映します。
参加費
2,000円(一般、会員共通)
共 催
上映作品の詳細
①「イザイホー1990年–久高島の女たち」(1991年作品・30分)
沖縄本島の東南沖に浮かぶ久高島には、イザイホーと呼ばれる12年に一度(午年)の重要な神行事が伝えられている。1990年はそのイザイホーが行われるべき年であった。が、祭りを司るべき久高ヌルは3年前に亡くなり、また外間ヌルも高齢に加えて病気で入院し、ついにイザイホーは行われなかった。
この記録はイザイホーを行うことができなかった久高島の女性たちの、この期間の想いと行動を軸にしながら、前回のイザイホー(1978年)の写真記録と音声記録を活用し、イザイホーという神行事がどんなものなのかを明らかにしようとしたものである。(沖縄県教育庁企画)
②「竹富島の種子取祭」(1980年作品・55分)
沖縄県八重山諸島、石垣島の西南に位置する美しいサンゴ礁に囲まれた小さな島、竹富島。この島には数多くのまつりが伝えられている。五穀豊穣を願い、共同体の繁栄を願い、あるいはまたその成就を感謝する一連のまつりであり、タナドゥル(種子取祭)は、その中で最も多彩で盛大なまつりである。
この島を含めた沖縄の島々は、かつては苛酷な人頭税時代を経験し、さらには第二次世界大戦とその後の異民族支配の時代をくぐり抜けてきた。そういう苛烈な外圧も、神々への敬けんな祈りとともに生きるこの南海の島の人々の精神文化を失わせることはできなかった。
このフィルムは、1979年(昭和54年)秋に行われた種子取祭と、そこに凝縮された人々の熱烈な願いと喜びを記録したものである。(沖縄県教育庁企画)
(民族映像研究所・作品解説より抜粋)
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