里山と暮らしをつなぐメールマガジン第144号

2020.5.1
里山と暮らしをつなぐメルマガ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■里山と暮らしをつなぐメールマガジン第144号
□□■
2020年5月1日発行
特定非営利活動法人 よこはま里山研究所(NORA)
https://nora-yokohama.org/
「いいね!」→http://www.facebook.com/npo.nora
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<転送歓迎>
新緑の候、皆さまにおかれましては、
日々おうちでお過ごしのことと存じます。
森はまもなくミズキやウツギの白い花で飾られ、
水辺ではカエルの声にトンボたちが舞う様子を
あちこちで見られるようになります。

みんなで集まって、笑いながら、おにぎり食べて、
野良仕事に精を出す。
それがいま、できなくなって、
それでも季節まで止められないから、
限られた人数で、静かに、作業をしています。

せめて、小さな生命の息吹を感じたときは、
マスクの下で微笑みましょう。
青空に向かって、手を伸ばしてみましょう。
<ヨシタケミホコ>

◆NORAからのお知らせ
01 気軽に立ち寄りやすい空間へ「はまどま」リニューアル!
02 2020年度よこはま里山レンジャーズ活動計画
03 新型コロナウィルス感染拡大のための対応
◆NORAのコラム
04 雨の日も里山三昧~NORAお勧めの本と映像 <第96回>
「身体性と場所性を伴う活動の意味」
05 いしだのおじさんの田園都市生活 <第140回>
「田園ふれあいランド妄想、いや、もうこれは実践、の5月」
06 釜飯仲間・おこげのお話 <第136回>
07 神奈川野菜で大盛りNORAご飯 <第45回>
「フレッシュトマトとツナの簡単パスタ!(45杯目)」
08 映像の持つ力~地域に根差す暮らしが面白い <第39回>
「ベランダ里山とフェノロジー」
◆NORAの新着情報
09 つぶよりのつぶやき
◆参加型プロジェクト(5月~6月前半の予定[確定分])
10 5/5・12・19・26 NORA野菜市
◆ニュース&イベント
11 横浜/神奈川、多摩のニュース・イベント
12 その他のニュース・イベント
◆会員を募集しています

◆NORAからのお知らせ ─────────────────────
今月の、何はともあれ、お伝えしたいこと。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃01 気軽に立ち寄りやすい空間へ「はまどま」リニューアル!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「地域の方が気軽に立ち寄りやすい空間づくり」を目指し進めていた
「はまどま」室内の改修が4月1日ついに完成。

昨年度の床・壁面・天井新調に引き続き、
「寄り合い会議」で地域の皆さんよりいただいたご意見を基に
昨年9月より作業チームで話し合いを重ね、
建築家荒川朱美さんより提案アドバイスをいただきながら進めてきました。

これまで「はまどま」メンバーが創り上げ馴染みのある空間でしたが
マニアックで入りづらい、煩雑で居心地がいまひとつ、
オフィス感が強く里山を感じにくい、厨房の使い勝手が良くない等
課題があがっていました。

それらの解決を図り、スペースの使い方を変えオフィス家具を一掃。
「NORAの山仕事」川井緑地の材を活用する等手仕事の技や工夫もあり
機能的でスッキリとした居心地の良い空間となりました。
具体的には…

◎詳細はこちら↓

気軽に立ち寄りやすい空間へ「はまどま」リニューアル!

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃02 2020年度よこはま里山レンジャーズ活動計画
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今年度は、新型コロナウィルス感染拡大の影響によって、
開始時期の見通しが立っていませんが、年間の活動計画は進んでいます。

実際に開催できるかどうかは、社会情勢を踏まえて決定いたしますが、
希望をもって年間活動計画をお知らせします。

◎詳細はこちら

2020年度よこはま里山レンジャーズ活動計画

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃03 新型コロナウィルス感染拡大のための対応
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4月7日、新型コロナウィルス感染拡大を受けて、
国は7都府県を対象に「緊急事態宣言」を発令し、
その期限は、ひとまず5月6日までとされました。
NORAでは、このような国内の情勢を踏まえ、
一般の方々の参加を呼びかけるイベントを、とりあえず、5月末まで中止しています。
ただし、毎週火曜日の「NORAの野菜市」は、
生活に必要な食べ物を届ける観点から、ウィルスの感染に注意しながら開催しています。
また、6月以降については、現在「宣言」の延長が議論されていますが、
感染状況の推移を見ながら判断します。

◎詳細はこちら↓

新型コロナウィルス感染拡大のための対応(4/30現在)

◆NORAのコラム─────────────────────────
NORAの理事など会員が、それぞれ独自の視点からコラムをつづります。
てんでバラバラなような、どこかまとまりがあるような・・・。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃04 雨の日も里山三昧~NORAお勧めの本と映像 <寄り道45>
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●身体性と場所性を伴う活動の意味

早くコロナ感染が終息することを願うばかりですが、
しばらくして外出自粛が解かれると
また感染が拡大しというように増減を繰り返されるでしょうから、
安心して行動できるようになるには1年くらいの期間を見ておいた方がよいでしょう。

しかし、そのときに訪れるコロナ後の日常とは、
これまでの日常とは質的に異なるに違いありません。
コロナ渦のなかで長期間にわたり生活と仕事をしたなかで、
これまでの常識や固定観念を覆すものがあったはずだからです。
たとえば、会議、情報共有、授業、診療、
さらには、雑談、飲み会などもネットを通しておこなった人が増えました。

続きはこちら↓

寄り道45 身体性と場所性を伴う活動の意味


(松村正治)

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃05 いしだのおじさんの田園都市生活 <第140回>
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●田園ふれあいランド妄想、いや、もうこれは実践、の5月

「自分で田んぼをするにはどうすればいいですか?」と訊かれた。
小さな子どものいるお母さんから。
田んぼを楽しみたいということか?
いや、理由を詳しくは聞いていないが、
おそらく、これからの時代、自分で食べ物を作らねば、
という少し切迫した気持ちなのかもしれない、と、感じられた。

「畑はちょこっと借りて、手作業でもなんとかなるけど、
田んぼは、機械もいろいろ必要だし、そうもいかないんだよね」
・・・・・
「まぁ、まずは、いっしょにやりましょう」
(そのための田園ふれあいランドじゃないか)
と、話した。

続きはこちら↓

第140回 田園ふれあいランド妄想、いや、もうこれは実践、の5月


(石田周一)

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃06 釜飯仲間・おこげのお話 <第136回>
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日々刻々と変わる状況、人々の気持ちも揺れ動く毎日。
農業に携わる人々もまた、かつてない時代の激流に挑んでいる。

世界では、自国民への食料を確保するとして、主に穀物の輸出規制が始まっている。
ロシアを始め13か国が実施するという。
日米欧・中国・ロシアなど20か国の農相がテレビ会議を開いた。
世界保健機関(WHO)など35の国・地域・機関の代表が参加。
日本からは江藤拓農相が参加し、新型コロナウイルスを理由に
輸出入規制をしないよう呼びかけた。
WHOのテドロス事務局長も食料の安定供給を維持するために
農家や食品事業者が活動を続けることを重視。
採択した大臣声明では「世界の食料安全保障を守るために緊密に協力」
「いかなる不当な制限措置を回避する」とし、
農家らの活動、生計を維持、回復するための支援強化を打ち出した。
特に、小規模経営、家族経営がより経済的に豊かになり、
持続できるように支援するとした。
食品のロスや廃棄は「食料不安などを悪化させかねない」と指摘。
食料供給網の維持の重要性を強調した。

続きはこちら↓

第136回 釜飯仲間・おこげのお話


(三好豊)

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃07 神奈川野菜で大盛りNORAご飯 <第45回>
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●フレッシュトマトとツナの簡単パスタ!(45杯目)

自粛の名において、家にいる時間が大幅に増えました。
私はもう23年近く家で仕事をしていて。
外も好きですが、家の中で何かをすることも大好きなのですが、
今回ばかりは様相が違います。

「家にいるって…こんな感覚だったっけ?」
正直、そんな気持ち。
実はしばらく、なんだか気が臥せってしまって、
食べることがまず少し疎かになってきた自分にビックリしました。

続きはこちら↓

フレッシュトマトとツナの簡単パスタ!~45杯目


(勝野真美)

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃08 映像の持つ力~地域に根差す暮らしが面白い <第39回>
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●ベランダ里山とフェノロジー

先月のコラムでお伝えした家の迎えの森で芽生えたキンラン。
四月も半ばに入ると先行して芽生えたものから花が咲き始めました。

キンランの群れ。奥から手前に向けて光の道が見えるでしょうか。
ここは森の東側。ちょうど朝日が差し込みます。
キンランはうっそうとした森ではなく、適度に日のあたる場所に
生息すると言われていますが、その通りで群生しています。

この伸び方は、絶滅の恐れがある野生生物種に指定(レッドデータリスト 絶滅危惧II類)
されているとは思えないほどの旺盛さを感じます。

続きはこちら↓

第39回 ベランダ里山とフェノロジー


(中川美帆)

◆NORAの新着情報 ───────────────────────
活動の報告や途中経過などを、さまざまな現場の動きをお伝えします。
土の匂い、木の香り、仲間の笑顔を、感じていただければ嬉しいです。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃09 つぶよりのつぶやき
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
NORAのTwitterやFacebookやInstagramから。フォロー、いいね!してください。

https://www.facebook.com/npo.nora
https://www.instagram.com/nora_yokohama/

4/3 『都市を耕す エディブル・シティ』 試写用が、
今年の夏至(6/21)まで限定公開されています。
上映されることが少ないので、この機会は見逃さないで!

4/5 先日、活動拠点である「はまどま」の第2期改修工事が終了しました。
このタイミングで、「はまどま」の場を活かし、人と人、人と場をつなぐための
コーディネーター業務をお願いできる人を募集することになりました。

4/14 クラウド・ファンディング「日本とアジアの森林を持続可能に
─2つの映像作品の制作プロジェクト」のご案内です。
・『壊れゆく森から、持続する森へ』(環境教育ビデオ)
・『ボルネオ事件』(翻訳ドキュメンタリー)
https://motion-gallery.net/projects/parc2020

4/25  NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)が、
映像作品の期間限定無料公開を実施しています。[4/22-5/6]
『種子 みんなのもの? それとも企業の所有物?』
『海と森と里と つながりの中に生きる』
http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/free_edu.html

◆参加型プロジェクト───────────────────────
里山保全、公園管理、地産地消、コミュニティづくり、手業伝承、環境教育など。
ヤマ、ノラ、ムラ、ハレ、イキモノ。いろいろ。
(今月の予定) https://nora-yokohama.org/

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃10 5/5・12・19・26 NORA野菜市 <毎週火曜>
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日 時:2020年5月5日(火)・12日(火)・19日(火)・26日(火)17:00~19:00
場 所:はまどま https://nora-yokohama.org/?page_id=33

◎詳細はこちら
5/5 https://nora-yokohama.org/join/?p=15665
5/12 https://nora-yokohama.org/join/?p=15667
5/19 https://nora-yokohama.org/join/?p=15669
5/26 https://nora-yokohama.org/join/?p=15671
※各ページに「神奈川野菜のミニレシピ」連載中!

◎お申込み・詳細はこちら
https://nora-yokohama.org/join/?p=15454

◆ニュース&イベント───────────────────────
里山・NPO関連のニュースやイベント情報を見つくろってお知らせします。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃11 横浜/神奈川、多摩のニュース・イベント
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇ヨコハマ市民まち普請事業 令和2年度整備提案募集[-6/3]
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/toshi/2019/machibushin_r2_obo.html

◇令和2年度「地域緑のまちづくり」提案募集
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/midori-koen/midori_up/3ryokuka/chiikimidori/tiikimidorih26.html

◇横浜市が管理する公園における新型コロナウィルス感染症防止に係る対応の考え方について
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/midori-koen/koen/qa/default20200416.html

◇森や公園を訪れる方々へ(にいはる里山交流センター)
http://www.niiharu.jp/diary/1125

◇県内の新型コロナウィルス最新感染動向(神奈川県)
https://www.pref.kanagawa.jp/osirase/1369/

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃12 その他のニュース・イベント
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇公益信託富士フイルム・グリーンファンド(活動助成・研究助成)[-5/7]
http://www.jwrc.or.jp/service/shintaku/fgf_ken.htm

◇国内助成「未来の担い手と創造する持続可能なコミュニティ」(トヨタ財団)[-6/8]
https://www.toyotafound.or.jp/community/2020/

◇エフピコ環境基金[-6/30]
https://www.fpco.jp/esg/environmenteffort/environmentalfund.html

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃◆会員を募集しています
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【会員種別・年会費】
運営会員: 12,000円     総会での議決権があります。
賛助会員: 10,000円(1口) 法人の場合3口からとなります。
一般会員:  3,000円

氏名/〒・住所/電話番号/FAX番号/メールアドレス/会員種別/
(賛助会員の場合)口数を、下記事務局宛てにメールでご連絡の上、
該当する会費を下記口座へお振込み下さい。

郵便振替口座 00200-4-72504 特定非営利活動法人よこはま里山研究所
ゆうちょ銀行 〇二九店 当座 0072504 特定非営利活動法人よこはま里山研究所

※NORAの事業年度は7月1日~翌年6月30日です。

——————————————————————
里山と暮らしをつなぐメールマガジン

■編集・発行
特定非営利活動法人 よこはま里山研究所(NORA)
https://nora-yokohama.org/
http://www.facebook.com/npo.nora
〒232-0017 横浜市南区宿町2-40-119
TEL: 045-722-9674 / FAX: 045-722-9675
office@nora-yokohama.org

里山と暮らしをつなぐメルマガ