大学で教え始めて5年目になりますが、初めて教え子の結婚式に出席しました。3-4年生の2年間、私のゼミに所属したユッキーという卒業生の結婚式でした。

会場は、浜名湖の畔にあるホテルで、新幹線で静岡まで行き、そこから直行バスで向かいました（写真は、行きの車窓から見えた富士山）。静岡駅では、ユッキーと同期の3人と合流できたので、それから帰りの新幹線の新横浜駅で別れるまで、同窓会気分も楽しめました。

天気は、これ以上望めないというほどの快晴でした。新婦の優しい気持ちが天に届いたものだと思っています。披露宴はハロウィーンをテーマに、ディズニーの曲が流れるというもので、隅々まで「らしさ」があふれていました。そこに表現されているものを見て聞いて感じて、今日を素敵な一日にしようというユッキーのこれまでの努力がうかがわれて、温かい気持ちになりました。

披露宴の食事中、同期の学生たちと近況について話し合いました。不況下だからということもあるのでしょうが、それぞれ苦労しているようです。もちろん、私もそれなりにやっていますが、どこかお気楽に見えるのか、「先生は自由ですね～」と言われました。実際に自由かどうかはさておき、そのように見えるとしたら嬉しいです。なぜなら、私が学生に伝えたいことを簡単に言ってしまえば、「自由に生きよう」だからです。大学の4年間で、自由に生きることの価値と、そうするためのコツを伝えられたらと願っています。

（M_M）