「まちの近くで里山をいかすシゴトづくり」アンケート結果(自由記述)
2016.1.26ひねもす里山/NORA雑感
1/13(水)・1/20(水)の2週連続で開催したワークショップ「まちの近くで里山をいかすシゴトづくり」について、アンケートで得られた自由記述の回答をシェアします。
ワークショップをふりかえり、ご感想やご意見などを自由にご記入ください。特に、良かった点や改善点などがあれば、ぜひご指摘ください。(29 件の回答)
- 2日とも、とても刺激になりました。自分の立ち位置の確認になったと共に何があったらいいかな~というのがおぼろ気なイメージを、色々な意見を聞きながら、うっすら描けたような気がします。 あとは回を重ねたり、行動をかさねたりで描いた下絵の線を太くして行けたらいいな~と思いました。 色んな素材をフラスコに入れてシャカシャカ、ブレンドして、さてどんな科学反応が起きるでしょう!
- このような場を提供いただきありがとうございました。初心者から実際に幅広く活動されている方々が一同に集まったことが良かったですね。また、1日目に出た「次回みんなで考えたいこと」が2日目に繋がっていなかったように思いますが、まずはワイワイ話す今回のような形が良かったのかとも思いました。
- 自分の中で考えをまとめる作業を経ないまま勢いでグループワークの旗に立候補してしまい、「ワイワイ話せる」話題を提供できなかったことを反省しています。 とはいえ、地元の人とどう付き合うか、どう巻きこんでいくかというのは、一参加者であるうちはあまり気にならないことかもしれませんが、里山保存活動や農業体験を主催する側の人間にとっては重くて大きなテーマだと思うのです。 都下の某森フェスに参加した人が「盛り上がっているのはみんな他所から来た人ばかりで、地元の人は参加していないことに違和感があった」と言っていました。 またある地権者の方は「最近は、緑を守れ、山を守れって言う人が多いけど、そんな人らが家を建てた場所だって昔は山だったんだって言いたいよ。川や海と違って山は民有地なんだ。売って(宅地にして)なにが悪いんだ」と言っていました。 都市に自然が、里山が残っていることはとても意味のあることだと僕は思いますし、里山保全活動に参加する多くの方ももちろんそう思っていると思いますが、この価値観を地元の人たちと共有できなければ、里山保全も農業体験もなんだか薄っぺらな活動になってしまう気がしています。 今回のワークショップに参加して、この点に関してあまり関心を持っている人はいないように感じ、そのことが残念なような、逆に羨ましいように思いました。
- ざわざわタイムがあるのが良かったです。次回につながるワークショップの時間があり、2回連続できるのは充実していたと思う。
- 事業意識のある方が集まったと思うので、次にどんな動きを作っていけるかが重要。ダイナミックな動きを期待したいです。
- お話を聞いた後でのグループワークは盛り上がりました。もう少し時間があると、より発展的に考えられたのかもしれません。皆様と気持ちを共有することはこれからの活動の励みになりました!
- みんなで情報共有して意見交換できる場で会ったのが良かったです。
- 全体的に時間が押し気味で落ち着かない感じでした。
- ざわざわタイムは新鮮でした。アイデア出しはしたものの、この先の展開が見えていなかったかなと思いました。模索中だとは思いますが、次の一手が楽しみです。
- 話題提供者さんとのグループ討議面白かったです。もっと時間があって他のグループとも意見のやりとりができたら面白かったですが、それはこれからのお楽しみということで。ぜひ、今日の議論を深めて次につなげて欲しいです。
- 話題提供者の方々のお話はとても面白かったですが、全体的に時間が足りなかったので、もう少しお話が聴きたかったし、グループワークでももう少しみなさんとワイガヤしたかったです。
- 時間が足りなくバタバタしていた が、それはそれでよかったのかも、と、思えた 整理はついていないが内容が濃かったから なにより多くの人が集まったことが心強かった 今後、それぞれがどこかに焦点を当てて動くのだろう
- 話題提供が多くて参考になりました。 話題提供→GWでの切り替わりで混雑したので、もう少し広めの会場だとより良かったと思いました。
- このようなワークショップは初めてなので戸惑いました。またグループの話題提供者にもなったので進行等役割が良くわからなかったです。年だしもう少し時間をかけてのんびり進めていただけるか、グループの人数が少ないと初心者は良いと思います。
- ワークショップの席に話題提供者を同席させるのは良くないと思います。 今回のワークショップには普段から顔見知りの方も多くいたので、その方に配慮し自由な発言が出来ず、当たり障りのない意見しか述べられませんでした。
- 地域の里山に関心を持つ人がこれだけ集まったのは、NORAさんの努力のたまものでしょう。地域の里山活動に関して、概論的に俯瞰して話せる人がいれば、基調講演的なパートがあった方がモアベターだったかな(そんな人いないか?)、とも。あとは、もう少しテーマを絞るか、テーマ別の分科会があった方が、議論が深まったかも知れませんね。いずれにしろグループワークは、ほぼ質疑応答で終わってしまったので、今後に期待します。
- 短い時間でしたが、スピーカーの皆さまのお話が素晴らしく、様々な視点をいただき、里山のこれまで、今、これからについて一気に思いを馳せることができました。貴重な機会をありがとうございました。贅沢を言えば、ワークについては、もう少しのんびりと考えたかったです。1日目のワークはとても良かったのですが、二日目のワークは消化不良になってしましました。急かされているような気分になったのは、参加者が多かったからかもしれませんね。
- 里山の保全や活用など、問題意識と愛を持って活動されている皆さんにたくさんの刺激を受けました。それぞれのお話が興味深く、考えさせられることも多々ありました。 また機会がありましたら、ぜひ参加したいと思います。
- 参加者の力を創造に結びつけるプログラムに、もっと時間を当てて欲しかった。各事例紹介は、テーマなどを考えるヒントになって、とても刺激的でした。
- このような素晴らしい機会をご用意いただき、本当にありがとうございました!話題を提供してくださった皆さん、どの方のお話しも興味深くわかりやすいものでした。ありがとうございます。 ざわざわタイムはいずれも時間が短く、少し話はじめたところで終了となり、物足りなく感じました。2日目の自己紹介の時間もとても短かったため、開催前の時間に周りの方と話しをする工夫などがあってもよいかもしれません。2日目のグループワーク2本はどちらかというとお一人の方がお話しになり、みんなでそれを伺ったり多少意見を言う感じでした(それはそれで面白かったのですが)、時間もなく、自分がグループファシリテーターという立場でもなかったのでしゃしゃり出て、ハイ!じゃあ次の方のご意見は?という進行はしませんでした。可能であれば、グループファシリを置いたり、自己紹介、ざわざわタイム、グループワークの時間がもっと確保されていたら(30分~1時間)更に深められるのではないかと思いました。
- 実践されている方のお話を聞けたことは、とても刺激を頂けました。 今回のようなジャンルの集まりには初めて参加したのですが、あまりに不勉強で、今ひとつグループディスカッションには混れなかった事が、少々心残りではあります。
- テーマの設定に興味があり、参加させていただきました。それぞれのフィールドで頑張っていらっしゃる方々の話題提供はどれも素晴らしく、勉強になりました。ただ、設定されたテーマ「都市近郊」の可能性や課題、「シゴトづくり」に関して議論が深まったとは感じられませんでした。活動団体やフィールドが、たまたま都市近郊であって、言い換えると都市近郊に所在する団体や活動の持続可能性を問う話が多かった印象があります。もちろん、高齢化の現実の中でそれも重要な問題だとは思いますので、単純に、期待した内容とのギャップがあっただけです。キックオフという意味では、これだけの人数、若い方々が集まるんだということに希望を感じました。
- 短時間で内容を盛り込み過ぎな感じを受けました。 あと残念ながら 「里山で仕事を」の キャッチフレーズでしたが、 仕事を創造するという観点より 参加者より 「案」を取ろうという (貰うという) 感じがしてしまいました。
- 1日目、他団体の活動を知ることができて参考になった。2日目、生活の場としての里山だけでなくレジャーの場として考える若い人たちの発想を新鮮に感じた。
- わたしは黙って話を聞いていただけですが、サラリーマン的な発想、つまりすぐ結果を求める、コストを最優先する、いいものより売れるものを作ろうとする考えでは「里山」を仕事することはできないということを思い知らされました。おそらく、わたしのようなサラリーマンは一人もいなかったはず。塚原さんの「高い志」には恐れ入りました。
- 話題提供者は、少なめがいいかなと思いました。関係者が増えてしまって。ホントにシゴトにしたいなの若い人の言葉(量)が聞けなくなってしまうのではと心配してしまいました。
- こういう機会を創ってくださり感謝申し上げます。参加者の皆さんが経験の有無にかかわらず自分の言葉と頭で考えることができました。グループ毎にファシリテーターではないが助言者的な方がいらしたことは素敵なことですね。 また思いの外若い方々の参加が多くいい刺激になりました。 話題提供の素晴らしい活動家に出会えたことそれで充分なのですが、テーマに入ったお話にまで持って行くには時間が足りないように思いました。平石さんが帰り際に事務局さえしっかりしていればと話されました。日々噛み締めています。
- 懇親会に出られなかったためですが、ワークショップだけでは参加者同士の交流時間が少し足りなかったです。セミナーとしては素晴らしい講師の方々のお話を一挙にお聞きできてとても良かったです。
- 同じ興味関心を持つ方々との出会いの場という意味で、本当に貴重な機会をいただきました。ありがとうございました。 話題提供のあとのワークがどれも消化不良のまま終わったのが少々残念でしたが、今回は結論を出す場ではなく、あくまでキックオフで話題出しの場と割り切れば、成果はあったと思います。 時間がタイトな条件をカバーする意味でも、実施後のウェブを活用したシェアの仕方は素晴らしいと思いました。また、このように事後アンケートをしっかり取って次につなげる仕組みもさすがだと感じています。
NORAでは、本ワークショップをキックオフ・イベントと位置づけ、プロジェクト「まちの近くで里山をいかすシゴトづくり」を進めていきます。今後に向けて、何かご意見やメッセージなどがありましたら、ご記入ください。(27件の回答)
- そもそも、里山で利益を出そうという試みが失敗し続けたからこそ今の里山があるわけで、それでも活動をお金で回そうとする考えに染まってしまうと、多かれ少なかれ無理が生じると思われます。その前に、なにより現場を知らなければ、具体的な提案もできませんしね。次回のイベントは、近場の里山巡回視察ツアーということで、是非お願いします!
- 同じような想いをもつ方々たこんなにいらっしゃるということを知り、とても心強く思いました。今後もお互いの活動、志、人間性を知り合い、意見を交わしあったり、フィールドを行き来しあったりすることで、きっと大きな流れを生み出すことができると感じました。
- 「まちの近くで」というところに深く共感しました。田舎に移住という方法もありますが、まちにはまちの良さがあり、まちと里山のいいとこ取りというのは、今後の里山の維持のポイントだと思いました。
- 懇親会に行けなくて残念でした。今後も続けるなら、たまには横浜市北部や南部、あるいは現地(里山)など、中区以外での開催も検討していただければ幸いです。
- SATOYAMA+スポーツを実現させる方向で動かします!里山の良さや日本文化の良さが少しでも多くの方に感じて頂けて、里山と里山で手を取り合えるような活動が広がるといいなぁ~と思います。
- 高澤さんのチームで上がった「里山トレイルランニング」は都市型の収益型イベント事業として一定のポテンシャルがあると思います。
- 里山をもっと身近に感じたいと思い、里山素人なのですが参加しました。これを機会に、里山を「いかす」ということと、その「シゴト」の意味をもう少し深く考えたいと思います。多くの市民が「里山×〇〇」に、無理なく自分らしい〇〇を見出し、レジャーよりは少し主体的に関わることができるよう、多様で楽しいチャンネルがますます生まれるとよいのではないかと思います。ありがとうございました。
- 個人の能力発見みたいなところから、シゴトになる可能性がある方がおられたので。 二日目の
- また参加したいと思っているのですが、長津田あたりだと多摩地域からも参加しやすくて助かります。
- 20日は私用ができ参加できず申し訳ありませんでした。 ボランティアだけに頼らない、里山遺産を活用した教育や生活など、発想を変えて未来につなげていけたらいいなと個人的には思います。難しいかもしれませんが、里山で暮らしながら学ぶ、国際学校とか作れたら面白いと思います。
- 里山で何かをすることに、ポジティブにお金や労力を使ってくれる人が増えると良いですね。そのためにも、魅力的な場づくりをしていく必要があると考えます。地道な実践、そして発信を続けていきます。
- ぜひ,今回のワークショップを何か次につなげていただけると幸いです。
- ともに何かを、生みの苦しささえもシェアしつつ、産み落とせたらいいな、と思います。 回答がまだ具体的にできないですみません。
- 造詣が深い方と、全くの素人とが上手く交流ができる仕掛けがあると良いなと思います。
- 今回のように登壇者の方々をつなげる場、異業種をつなげる場となって引っ張っていただきたく思います。
- 都市近郊農業に興味を持っているので、ワークショップ内でも触れられていたがjobとworkの両方成立する方向性が見いだせたらよいと思います。 24日(日)に丁度舩木さんのところでユギムラ祭りがあったので参加してきました。牧場主の鈴木さんともお話できました。ワークショップの他の参加者の方も見かけました。参加者同士のネットワークも広がると良いですね。
- 一般の方や素人も広く誘致する活動を期待しています。
- 交流会で前の人も言っていましたがマーケットが近いのは強みです。コンセプトも しっかりしていてわかりやすいので、後はうまくブランディングがいくようにロゴや製品のデザイン、値ごろ感のある価格でしょうか。これがそろえばビジネスとして成り立つと考えます。NORAで横浜産材ブランドを立ち上げては如何でしょうか。勝手に書きましたがこれが私の意見です。
- グループワークでは皆さん、生き方や里山を考える上ですごくヒントになることを話されていました。ところが、それを全て模造紙に書き取ったグループはなかったと思います。もったいない。とにかくしゃべったことは全てメモとして記録に残すことが大事だと思います。
- みなさんのお話を伺いながら、活動参加者のメリットが「癒し」「レクリエーション」や何となくの教育効果、健康効果だけで大きな経済の抗して継続的なシゴト(厳密にはカセギの方かもしれませんが)を創るのは難しいだろうなと思いました。ふつうの生活者が次のステップに進むための道案内を期待したいです。その先に「シゴト」があるような気がします。
- グループディスカッションの席は顔見知り同士が同じ席にならないよう、配慮をお願いいたします。
- 大事なのは現場だと思う が、現場と机上を往き来するWSの意義を垣間見たと思う WSからまた現場へ出ていく機会をどうするか?
- シゴトという言葉の範疇をみんなで考えていきたい。ボランタリーでは困難ですがその風土は大事でしょうし。 第2回が諸々の準備ごとが重なり欠席となりましたこと、残念でしたし、申し訳ありませんでした。今後ともよろしくお願いします。
- これからが本当に楽しみです。どんなアイデアが出て具体的になって行くのかワクワクします。今回集まった人がつながりを深めていければいいですね。応援しています。
- 個人的にも現場を訪ねてみたいと思っていますが、今回のワークショップ参加者限定+紹介者のセミクローズドなフィールドスタディ(話題提供者の活動現場)が続くといいなと思いました。
- 私は、行政側のコンサルタントとして、緑地やオープンスペース、まちづくりの仕事に携わっていますが、行政側の縦割りな体質に日々苦労しています。 里山に関することは、部局を越えた連携でかなり面白く展開可能だと思うのですが、ゆっくりでも現状を変えてゆく方法やアイディアって、何かないものでしょうか。
- 開催ありがとうございました。