多摩東寺方緑地保全地域の竹林整備
2009.12.28ひねもす里山/NORA雑感
今日は、多摩東寺方緑地保全地域で実施する「東京グリーン・キャンパス・プログラム」の4回目。今年最後の活動がありました。参加したのは、東京都職員(1時間だけ)、多摩市職員、地元の東寺方自治会の方、若竹会という老人会の方、大学の教職員と学生、それに指導役として「NPO法人花咲き村」のスタッフと、代表の園田さんを慕う「つぼみ」のメンバーで、総勢30名ほどでした。
午前中は、竹林の整備をおこない、モウソウチクを間伐しました。今日は今年度の最終回だったので、昼までで作業を終え、竹林に日が差し込むようになった成果を確認し、達成感を味わいました。その後、東寺方自治会館へ移動し、地元の方々が用意してくださった豚汁をいただきました。ごちそうさまでした。
このプログラムの成果は、私たちのような「よそ者」が竹林整備を始めたことに刺激を受け、地元の方々がこのフィールドをもっと良くしたいと思い始めたことでしょう。私は、地域の環境を持続的にみていくには、その地元の人がかかわるのが最善であると思っています。だから、今後は、地元の方々による定期的な竹林整備活動がベースとしてあって、それに行政-大学-NPOの協働事業がときどきイベント的に乗っかるというやり方がよいでしょう。
昼食後の懇談会では、このプログラムがスタートしたときと比べると、かなり地元の方々のやる気が高まっているように感じました。東寺方の方々にとって、この緑地が誇るべき場所に育っていくといいですね。
(M_M)