03月29日 (日)|竹林の居住者とキウイフルーツ!?
2009年3月29日(日)
開国博Y150への出展を機に、2008年11月より関わり始めた中井町での
竹林整備作業。
今回も風ぐるまの材切り出しを兼ねて、竹林の整備に出掛けてきました。
竹ひご用の竹を切り出したエリアとは別に、以前より農家の方が気にかけて
いた竹林を新たに整備し始めました。
長い間放置されていた竹林なので、笹が伸び放題に伸び、竹にクズ藤の弦が
絡まり、林の中に入ることすら困難な状態でした。
竹林の手前に檜が3本ありましたが、2本はクズ藤に侵食されて立ち枯れて
かろうじて1本だけが、細々と生育していました。
徐々に切り開いて、竹林の中に入ろうとすると、鉄パイプで四角く囲まれ、中には
針金で升目状に区切られたエリアが現れました。
農家の方に尋ねると、かつてキウイフルーツを栽培していた名残でした。
数年間、手入れをしなかった間に、竹に侵食されて日当たりが悪くなり
キウイ栽培が出来なくなってしまったそうです。
キウイ棚の真ん中には、直径20センチ以上はあるであろうクズ藤の幹が
伸び伸びと生育してました。この幹から伸びた弦が、竹や檜に絡まり
荒れた林を作り出していたんですね。
この幹をのこぎりで切ろうとしても切れなかったので、農家の方がチェーンソーを
使って取り除いてくれました。
竹林の中での作業を進めていくと、小さな居住者に遭遇しました。
昼休みに周りを見渡すと、竹林は春の息吹に囲まれていました。
今後は、このエリアの整備を進めていき、6月の筍に期待したいですね。
作業後に切り開かれた空間を見ると、一日の達成感を体感できます!
でも、写真だと分かりにくいですね。
機会があれば、現場で達成感を満喫して欲しいです。