08月08日 (土)|田んぼ編 その9 かかし作り
田んぼ作業、第9回目は「かかし作り」。
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■2009年 田んぼ作業 第9回目
8月8日(日)15:00~18:00
天候:晴れ のち どしゃ降り
参加:7名+子ども2名
内容:かかし作り、設置
道具・材料:各工具、マジック、針金、角材、古支柱、古着、ビニール袋、新聞紙
作業場所:グリーン
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稲は株分して大分太くたくましくなってきました。
あの弱々しかった苗が育つ様は、稲の生命力、田んぼの力を感じずにはいられません…。
石田さん(と石田さんの師匠)からの言葉「稲に足音を聞かせてやれ」通り、
田んぼは毎日の見回りが大事とのこと。
(しばたさん、本当にいつもありがとうございます!感謝です…)
現在の田んぼは水を抜き、秋の稲刈りへ向け土を乾かし、根を張るよう促します。
しかし、梅雨があけても長雨が続きなかなかうまく乾いてくれません。
自然相手で思うとおりにいかないのは仕方ないとしつつも、
溜まった水が流れるように溝を切ったり、晴れを祈ったり。
田んぼを乾かすこの時期は人は田んぼへ入らない方が良いため、すずめ対策用「かかし作り」をすることになりました。
古着を持ち寄り、あとはグリーンやグリーンの畑にあるものをつかわせてもらいました。
先ず、適当な長さに接合または切断した角材・支柱を十字に組み合わせます。
連結にはビニールハウスに使用するマイカ線を。弾性があり便利でした。
骨組みに古着を着せます。
頭部はビニール袋に新聞紙を詰めてつくります。
顔は、ガールズたちが描いてくれました。
かわいい顔が並んでます。ひとつはお父さんの顔だそうです?!
完成した案山子を田んぼに設置しに行きました。
この後、石田さんが擬似カラス(支柱に黒いマルチの切れ端をくくりつけたもの、通称カラス)と、バードガード(すずめが怖がる鳥の鳴き声を出す、グリーンでの通称ギャーギャーマシン)を設置してくれました。
これで雀くん達も遠慮してくれるでしょうか…。
この後稲刈りをどうするか、来年の田んぼはどうするか等の話があがり、そこで言われていた大場さんの一言。
「田んぼをやっていてひとつ残念なのは一年がとても早く感じてしまう事。
夏まっ盛りなのに稲刈りの事を考えないといけない、
もう一年が終わってしまったかのようでさびしくなるんですよ…」
田んぼはそろそろ開花を迎えます。
(suzuki.37)