10月01日 (木)|いよいよ稲刈りを迎えました!

今年「NORAの野良仕事」では、
社会福祉法人グリーンが借りている田んぼのお手伝いをさせていただいています。

その田んぼは、横浜線沿いの住宅街に囲まれてはいますが
街中では得られないモノに気付ける貴重な場です。

稲の生命力への驚き、泥の感触の心地よさがあります。
しっかりと多種多様なイキモノが共存しています。
畦にも(実は田んぼの中にも…)様々な植物が生えています。
共有の水路やまわりに配慮する人々のつながりがあります。
以前そこを耕作されていた方々の手間と年月があります。
毎日の見まわりや、一緒に作業をし収穫をともによろこべる仲間たちがいます。
季節の微妙な移り変わりと田んぼにまつわる年中行事の意味を学びます。

まだまだ発展途上の私たちの田んぼ仕事ですが
耕うん機に翻弄された4月の田起こしにはじまり、
泥の感触に感激した5月の代かき、
足をとられ四苦八苦した6月の田植え、雨中の夏の草取り、
9月のすずめとの闘いを経て、いよいよ稲刈りを迎えました。

稲刈り当日の様子、田んぼの一年の様子は詳しくはこちらをご覧ください。
その1 田起こし
その2 種まき
その3 堀さらい
その4 粗代かき
その5 くろつけ+本代かき
その6 田植え
その7 草取り
その8 草取り2
その9 かかし作り
その10 すずめ対策
その11 溝きり+すずめ対策
その12 稲刈り

田んぼや畑と全く関係を持たずに過ごす日々と、
少しでも土に触れ存在を気にかけイキモノや自然や人々の手間や年月に思いを馳せる
そうやって身近に野良がある日々とでは、過ごし方が大きく異なるように思います。
NORAでは、自然と人間の領域の中間にある「ノラ(野良)」と
更に深く関わる機会を持ち続けたいと考えています。

(suuzki.37)

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