12月23日 (金)|2005年 川井の森 計画づくり

川井の森の計画づくりを実施しました。

川井の森は、NORAの活動フィールドとして4年前から手入れをさせていただいている横浜市旭区にある森です。今までに、何度か簡単な計画づくりをやったことはあるんですが、今回はいつも作業に関わって下さっているメンバー、地権者さんも交えて、少し本格的にやってみました。

やり方は、よこはま里山研究所がコーディネートを務める、横浜市主催の「里山のスキルアップ研修 森の保全計画づくり」の内容を、かなりショートカットして短時間でできるようにしたものです。

内容を簡単に説明しますと、先ずは、①現況、②こうなれば良いなという個人の思い、③場所の命名、を3種類のポストイットに書きながら、メンバー各自が地図を持って森を見て回ります。

次いで、その情報を持ち寄り、地権者さんの思い、現況、過去の土地利用履歴、メンバーの思いなどを、地図上に落とし込んでいきます。トレーシングペーパーで作ったレイヤーを使うと便利です。

yama_09_01.jpgそれらの重なった情報をメンバーで共有しながら、ゾーニングをしていくという方法です。

今回は大まかなゾーニングと、森のコンセプトが決まりました。コンセプトは「利用していく森」です。今後、今回の計画をベースに施行計画もつくっていく予定です。