06月08日 (日)|川井の森 6月

6月の定例作業日。いつものとおり10時集合。でも今日普段と違うのは、川井の森のお隣さんである旭高校の皆さんが参加してくださるということ。
旭高校の皆さんは4年前から森に不法投棄されたゴミを一掃するクリーンアップ大作戦を一緒に行っていただいています。年に一回だけではなく、もっと高校生の皆さんが日頃から身近な森に関わることができればと先生からお話いただき、何名かの生徒さんに声をかけていただいたのです。

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中間試験終了後の日曜日。旭高校から2名の生徒さん、そして、なんと5名の先生が参加してくださいました。遠い記憶の中の高校時代。試験終了後なんてはしゃぎまわっていたのに….そんな日に森の手入れに参加してもらえてうれしい限りです!
自己紹介後、旭高校の皆さんは森を一周。まずはお手製かまどからスタート。普段はピザを、チキンやパンを焼いたこともあります。森の中で出る材の活用が目的です!
普段は、高校側からのフェンス越しにしか見えていなかった川井の森。自分の足で歩いてみると、より近く感じられるようになったのでは?

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間伐の様子を。ということで倒す木と倒す方向を決めました。決めた方向に安全に倒すために受け口をつくってから、倒していきます。木が倒れていく様に一同「おーっ!」。

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お昼はやっぱり、かまどを使ったピザ!山椒を散らして。

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午後の作業。高校生が来てくれるというので張り切って借りてきた!?巨大チッパー。
轟音とともに瞬時に枝葉を粉々にしていきます。しかもものすごい吸引力。上の広い口からは幾重に広がっている枝葉を、横からは直径5センチほどの太めの枝までも削っていきます。

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その後は、製材と皮むきの作業。皮むきは刃の角度と腰の入れ方が重要。見た目よりも難しい。でもシューッと剥けたときの感触は忘れられません。皆さん意外にも、この作業熱中していました。

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終了は3時頃。今回は張り切って盛りだくさんの作業内容。
良い経験をさせてもらった、チッパーが少し恐かったなど高校生からも今日の感想をいただきました。
一人でも多くの友達に学校の隣にある森について伝えてもらい、作業はもちろん、
材を使ったいろんなアイデアが生まれると面白いなぁと感じた一日でした。
今年の文化蔡あたり・・・どうでしょう!?
(Kaori M)

 

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