1945年（昭和20年）5月29日は、横浜を米軍機による大空襲が襲った日です。「はまどま」のある蒔田界隈は焦土と化しました。上空からは吉野橋が目標となり、周辺が、もっとも激しく焼かれたといいます。磯子区在住だった郷土の作家、故・郷静子氏の芥川賞受賞作品『れくいえむ』は、この横浜大空襲前後の時代を生きた少女の目から、あの戦争を見つめている作品です。

日　時

5月27日（土）19:00（開演）朗読開始～23:00ごろまで。
5月28日（日）10:00朗読再開～13:00（終演）ごろまで。

場　所

はまどま（横浜市南区）

内　容

初めて『れくいえむ』の朗読会をさせていただいてから、30年以上の月日が流れています。すでに当時から、戦争の足音が近づいているように思われましたし、平和憲法を大切にしようと「がんばれ！日本国憲法」という市民ミュージカルの第一回の上演が行われたのもその頃でした。今では、緊張が高まり、はっきりと戦争の足音が聞こえてきています。ぜったいに戦争をしてはならない、その思いから「れくいえむ」を再び朗読させていただきます。

全編の朗読には休憩しながらも約7時間を要します。開催時間中、出入り自由、入場無料です。（お志し大歓迎！）ぜひ、数分でもお付き合いいただけましたならば、と思います。

※28日は、「はまどまミニシアター」へと続きます。上映会にご参加の方には、簡単な昼食を無料にて召し上がっていただきますので、ぜひ、引き続きのご参加をお願いします。

参加費

入場無料（お志大歓迎）

朗　　読

三好　豊　元劇団展望劇団員

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