08月22日 (日)|8月第二定例活動。

2010年8月22日(日)
第4日曜の定例活動報告です。参加者:9人。

今回から作業エリアを、保土ヶ谷バイパスに沿った横浜市所有地へ
移動して作業を開始しました。

今までに全く手入れを行なっていない場所なので、大木の間に細い
常緑樹が生い茂っていたり、倒木や掛かり木などが放置されていて、
初めて川井緑地へ入った頃を、思い出しました。

作業は、乱雑した倒木の玉切りを行いきれいに積み上げたり、
掛かり木を処理したり、細めの常緑樹を除伐するなど、林床整理と
空間作りを中心に行ないました。

NさんOさんがチェーンソーで、倒木や掛かり木の処理を行い
若者達4人が丸太を担いで、林床をきれいに整理してくれました。
常緑樹の徐伐なども若者たちが中心となり、手ノコで一生懸命に
切り倒していました。

以前から、切り倒した常緑樹の「切り株」の高さがバラバラで、
「中途半端な高さだと足に絡まって転ぶ危険がある」との意見が
出ていたので、このエリアでは切り高をひざ下くらいに揃える
試みを行なってみることにしました。

新しいエリアに少しづつ手が入り、森の中に陽射しが降り注ぎ、
風を感じられるような空間が出来上がる日が、待ち遠しいですね。
このエリア内に「デッキ4を作りたいねー」という声も早くも出ています。
作業に関わるメンバーで、これから、どのように手入れを行い、
どのように活用していくか?皆で意見を出し合って「利用できる森」を
目指して行きたいです。

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before
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after
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after2

100822_1506~0002.jpg【作業で気になった点として】
除伐した樹木は、枝と幹の部分に切り離し、作業エリア内に山を作って
点在させておいた方が、後々チッパーにて処理をする時に、チップ化
作業が行ないやすいです。

チェーンソーで作業を行う場合は、出来るだけ倒木させる場合と、太目の
枝を切り離す作業を行って、細い枝などは手ノコや太枝切りバサミなどで
処理を行なうように心がけましょう。ソーの部分に葉や枝が目詰まりし、
故障原因になります。燃料節約のためにも。

また手ノコ・チェーンソーに関わらず、切り倒した樹木は最後まで
さばいてから、次の樹木に取り掛かるようにしましょう。
一人ひとりが周りを気遣うことで、何処かに負担が偏らないように、
皆でフォローして 余裕を持ちながら、活動を継続して行なえるよう
心がけて行きましょう。

●市の所有地(と他との)境界線確認もしました。

地図に照らし合わせて杭の位置確認と、杭を目立たせるためロープ張り、
杭周りの草刈り・除伐・・・等を2名で行いました。
簡単に見えて、なかなか杭が見つからない点もあり・・・かなり歩数ばかり
稼いでへたばった二人でした。杭探しの途中でも大きな棕櫚を除伐したり、
杭周りの草取り・除伐が少し進み、市の土地と地主さんの土地の「境界」(杭)
が、はっきりしました。

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・玉虫(の亡骸)を棕櫚の木の外側の部分に発見。
・ヤブランがところどころに可愛く咲き始め、山ぶどうの実も熟していました

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■来月の予定について■
9月は、9月19日・20日と、旭高校文化祭のお手伝いをします。(除伐作業等
の体験と、森の植生についての、ミニ講座の予定です。)
それにともない、9月の第2・第4日曜の定例日はお休みとなります。
(一般の方の参加も、9月19・20日で受け付けますのでご連絡下さいね。)

きょうも、皆さんおつかれさまでした!!
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報告;S&B