2013年 4月

2013.4.1
月いち言伝

いま、さとやまはほんとうにうつくしい。
山桜の花、辛夷や椚、水木の芽吹き。
朝夕で彩が変わっていく。
絵にも写真でも、その一期一会の光景や、
気持ちも、すべてを完璧に残すことなんてできない。
だから、ずっと、飽きるまで眺めていたい。
それこそ、贅沢な時間の過ごし方かもしれない。

(ヨシタケミホコ)