2013年 6月

2013.6.1
月いち言伝

しっとりした空気。
少し気温が上がると、身体にまとわりついてきます。
田んぼではアマガエル、シュレーゲルアオガエルたちの大合唱。
ゲンジボタルは正確な体内時計で、一斉に光り始めました。
・・あ、ヤブ蚊に刺された!  今年初。
栗の花、スイカズラの花、・・・漂う香り。
この季節、水分を体感すると同時に、小さな生命たちが湧きたち、
にぎわい、私たちのまわりに溢れんばかりです。
ほんの少し、身体のアンテナを開放してみませんか?
梅雨のうっとうしさが、違う景色に見えてくるかもしれません。

(ヨシタケミホコ)