2015年10月

2015.9.30
月いち言伝

カヤツリグサ。
この仲間は、田畑や庭の雑草としてあちこちにあります。
あるとき、子どもたちに「草取り」をしてもらうことになりました。
そこで、カヤツリグサでちょこっと遊んでもらおうよ、と。

・・どうやって遊ぶの?
・・ほら、三角の茎のこっちとそっちを、こうやって割くとね、
四角ができるの。 だから、「蚊帳吊り」。
・・なるほど! でも、子どもたちは「蚊帳」がわからないね。
・・トトロで、サツキとメイが入ってた場面があったよ。
・・それならわかるね。

草遊びをとおして、気づくことや学ぶこと。
残念ながら、大人の多くもすでに分からなくなっています。
小さな自然とふれあう一歩は、
世代をこえて大切なことなのかもしれません。