寿[kotobuki]と再会!
2009.5.31ひねもす里山/NORA雑感
5/30-31の日程で、スプリングフェスティヴァル(略称スプフェス)という学園祭がありました。恵泉女学園大学には、春のスプフェス、秋の多摩フェスティバルの2つの学園祭があり、前者は教職員が中心となり、後者は学生が中心となって企画・運営されています。昨年まで、スプフェスは1日開催だったのですが、高校生向けのオープンキャンパスという位置づけもあり、受験生を広く集めるために今年から2日間の開催となりました。
私のゼミでは、毎年、お世話になっている地元の方々から商品を預かり、販売を通して活動を紹介しています。今回は、ワーカーズコレクティブ凡のジャムとシロップ、NPO法人みどりのゆびのフットパスガイドマップを販売しました。あいにくの雨でしたが、開催日数を増やしたので昨年より入場者数は増加しました。このため、販売物もけっこう売れました。
昨日は15:00から「アジア共生コンサート」がありました。概要は次のとおり。
日時:5月30日(土)午後15:00~16:30
場所:恵泉女学園大学内 時計台下芝生
出演者: 寿[kotobuki]、ラヒン・カユマンギ、so-soバンド、李政美
【寿[kotobuki]】
男女のユニット。琉球孤の島々で圧政を跳ね返し、歌い継がれる島唄とオリジナル・ソングを歌う。国内はもとより、中国、ベトナムなど世界中を飛び回る。
【生田卍とso-soバンド】
人権、平和、環境をテーマに日本のみならずアジアを歌い歩いている。アジアのオルタナを結ぶのが夢。
【ラヒン・カニュマンギ】
褐色の民族という意味。メンバーはフィリピン・ミンダナオ島出身。音楽活動を通して、故郷・ミンダナオの人々を支援している。
【李政美】
在日コリアン二世。ドラマ・映画の挿入歌等を手がける傍ら、さまざまなミュージシャンとの共演、ソロライブ活動を続ける。
3年前のスプフェスで私がコンサートの企画を任せられたとき、「終戦後の沖縄・八重山における人とモノの移動」というシンポジウムと関連させて、寿[kotobuki]のお二人をお招きしたことがありました。お二人とはそれ以来の再会だったのですが、曇天を吹き飛ばすナビィさんの力強い歌声と笑いのつぼを心得たトーク、ナーグシクヨシミツさんがかき鳴らすギターが絶妙でした。今回のコンサートを企画したのは私ではありませんが、結局、同じバンドをお招きしてしまうあたりが恵泉っぽいと思います。
コンサートが終わって、お二人のもとへ近寄り、ご挨拶するとともに、『寿[kotobuki]魂』を購入しました。そこでの会話から。
ナビィさん:「恵泉っていい大学だよね。シンポジウム(「宗教で読むアメリカの大統領」のことか?)にしても、フェアトレードにも理解があるし…。」
ヨシミツさん:「こういう大学がいっぱいあったら、日本も変わるかもねぇ・・・。」
ありがたいお言葉。
これからも、「心のつながる人と歩いてゆけますように」。(『我ったーネット』より)
(M_M)