日は連休の合間であり、私の誕生日でした。仕事は入れたくなかったのですが、忙しい方々と日程を調整すると、そういう日に出かけることになりがちです。今日の用件は、ローカル・フードシステムに関する研究会で、メンバーは4人だけなのですが、調整したところ今日しか空いていませんでした。

ところが、10時に待ち合わせ場所へ行ってみると、いろいろと情報を提供してくださる予定の方が、急に体調を崩して欠席ということでした。結局、3人で研究会を開いたのですが、かなり無理矢理ねじ込んだ予定だったので、全員集まらないと聞いて、気が抜けてしまいました。その気持ちを察してくださったのか、早々と13時頃に切り上げて、研究リーダーの桝潟さん（淑徳大学）が昼食に誘ってくださいました。こういう心遣いは嬉しいものです。

帰宅後の夕方、マンションの下の通りから、子どもたちの「虹だ」「虹だ」という声が聞こえました。ベランダに出てみると、見事な虹が見えました。しかも、少し二重。ベランダからでは見える角度が悪かったので、デジカメを持って、子どもたちのいるところまで降り、何枚か写真を撮りました。虹が誕生日を祝ってくれたと勝手に解釈して、低調に終わりそうだった日を、ちょっといい日へと逆転させ、飽くこともなく空を眺めていました。

（M_M）