ままとんきっず訪問
2009.10.7ひねもす里山/NORA雑感
私は恵泉女学園大学でCSL(コミュニティ・サービス・ラーニング)という体験学習プログラムを担当しています。CSLとは、身近な地域のコミュニティに入り、自分で考えて行動する力を身に付け、体験を通して生きた知識を学び、自己理解を深めていくプログラムです。しかし、なかなか思い通りには進みません。
それはさておき、今日は、学生の活動先の1つで、子育て支援のNPOである「ままとんきっず」を訪ねました。このNPOが室の高い活動を実践されていることは、私が市民活動に関わり始めた10年ほど前から知っていました。だから、学生の様子を聞きに行くというCSL担当者としてだけではなく、NPOの経営に携わる者としても、「ままとんきっず」はとても興味ある対象です。ちなみに、理事長の有北さんとは、神奈川県ボランタリー活動推進基金幹事会で一緒に審査の仕事をしている間柄でもあります。
私が、「ままとんきっず」を訪れるたびに感心するのは、企画力の高さとボランティア・マネジメントの巧みさです。企画力については、子育てにおいて育児力ならぬ「育自力」を高めるための講座を開催するなど、目の付け所が常に一歩先を行っているように思います。また、ボランティアの方々による丁寧な仕事ぶりはNPOならではという水準です。それと、拠点となっている建物が木をふんだんに使っていて気持ち良い。人の集まる場の雰囲気は良いに超したことはないですね。
午前中2時間ほど滞在して、スタッフの皆さんとおしゃべりしながら、今度の運動会に使うバナナを新聞紙と色紙で作り、午後の授業へと向かいました。お世話になりまして、ありがとうございました。
(M_M)