稲刈りと脱穀、卓上用ほうき
2009.10.30ひねもす里山/NORA雑感
今日の午前中は、ゼミ生とともに稲刈りと脱穀を体験しに出かけました。田植えのときと同様に、ユギ・ファーマーズ・クラブがかかわっている旧多摩テック近くの田んぼへ行き、高橋さんの指導のもとでおこないました(多摩テックは今年9月に閉園)。
今年は、白米(キヌヒカリ)の中に赤米(古代米)が混ざっており、それらを分けて刈り取りながら、はさ(稲架)に掛けたので、例年以上に時間がかかってしまいました。稲刈りを終えると、天日乾燥させていた稲の脱穀作業へと移りました。最初に、千歯こきで脱穀し、なかなか能率が上がらないことを体験した上で、足踏み式脱穀機で脱穀してみると、その能力の差に驚きます。その後、エンジン式の脱穀機へと移行し、さらに、コンバインへと機械の開発は進んでいったわけですね。この体験は、農業機械の発達を実感できるところが好きです。
さて、今日のゼミには体調不良で欠席した学生がいました。そこで、その学生にお土産を送ろうと、学生たちが脱穀を終えた稲藁を使って、自主的に卓上用ほうきを作りました。こうした心遣いは嬉しいですね。
(M_M)