市民農園コーディネーター養成研修

2011.1.28
ひねもす里山/NORA雑感

今日は、横浜市市民農園コーディネーター養成研修(概要編)に
参加するために、都筑区役所へ行きました。
NORAからは私を含めて5名が参加したほか、
所属は他団体でしたが、NORAの会員が2名参加しました。

この研修は、「横浜市が市民農園(特区農園)を開設しようとする
農地所有者のお手伝いをする法人を養成するため」に開催されました。
今回の概要編と登録分野別の専門編の研修終了後、審査を行い、
農園開設・運営に協力して頂ける市民農園に関する基本的な
知識・考え方とノウハウを身につけた人を
「市民農園コーディネーター」として登録するということです。
NORAは、市内の樹林地と人をつなぐ仕事をしてきた
実績があるので、それを農地にも生かせないかと思い、
この研修に参加したのですが、どうも思惑が違っていたようです。
横浜市は、遊休農地を減らすために市民と協働したいと説明しますが、
法人側からすれば、コーディネーターとして登録したときのメリットが
考えられておらず、ただ規制されるだけのように思えるのです。

また、いくつかの市民農園を視察しましたが、
単なる個人への庭貸しとなっていて、
ランドスケープやコミュニティをつくるという視点が見られませんでした。
ましてや、地域の農文化を学ぶ場にはまったくなっていないようで、
まったく魅力を感じられませんでした。
横浜という都市だからこそできる市民農園の
新しい可能性があるように思うのですが・・・。

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(M_M)

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