雨の日も里山三昧
2017.11.1 寄り道29 まちの近くの里山の環境倫理ゼミナールを始める理由
今年5月に「まちの近くで里山をいかすシゴトづくり」の理念(ver.1)を書いた。 これを「理念1」とすると、今回のコラムはこの続きで「理念2」に当たる。 まずは、11月9日から始める「まちの近くの里山 […]
2017.10.1 第81回 『日本と再生―光と風のギガワット作戦』(監督:河合弘之)
『日本と再生―光と風のギガワット作戦』(監督:河合弘之) 10月1日(日)、恵泉女学園大学(多摩市)で本作の上映会が開かれた。 大学が主催し、知り合いの多い(一社)多摩循環型エネルギー協会が共催する、 […]
2017.9.1 第80回 三浦小太郎『渡辺京二』+渡辺京二『近代の呪い』
三浦小太郎『渡辺京二』(言視舎、2016年)+渡辺京二『近代の呪い』(平凡社新書、2013年) 近年、本屋に行くと渡辺京二氏の著作や関連本が、かなり目立つように感じる。 これは、渡辺氏が70代後半 […]
2017.8.1 第79回 家族について考える5冊―『小倉昌男 祈りと経営』(森健)ほか
先日、学内の礼拝の場で、10代の頃に悩んでいたプライベートな問題について、特に家族や地域との関係について、話をする機会があった。 (→「寄り道28 選ぶこと、受け入れること」) すでに、断片的にはいく […]
2017.7.6 寄り道28 選ぶこと、受け入れること
私は毎年、年に1回ですが、礼拝の担当をお引き受けして、自分の経験をふりかえり、お話しする機会をいただいています。話す内容を考えるときにいつも心がけることは、自分が学生だった頃を思い出しつつ、普段あまり […]
2017.7.1 第78回 『縮充する日本』(山崎亮)
山崎亮, 2016, 『縮充する日本―「参加」が創り出す人口減少社会の希望』PHP研究所. 先日のプレミアムフライデーに、家の近くで開かれた町田市主催の 「これからの公共施設のあり方について」の市民説 […]
2017.6.1 第77回 『どうすれば環境保全はうまくいくのか』(宮内泰介編)
宮内泰介編, 2017, 『どうすれば環境保全はうまくいくのか―現場から考える「順応的ガバナンス」の進め方』新泉社. 本書は、宮内さんが代表を務める大型研究プロジェクトの成果物であり、 3年前に出版さ […]
2017.5.1 寄り道27 「まちの近くで里山をいかすシゴトづくり」の理念(ver.1)
昨年から、「まちの近くで里山をいかすシゴトづくり」というプロジェクト名を掲げ、 主として地理的には横浜・多摩地域を念頭に置きながら問題を提起し、 関心のある人、集団、組織とのネットワークづくりを進めて […]
2017.4.1 第76回 『標的の島 風かたか』(監督:三上智恵)
『標的の島 風(かじ)かたか』(監督:三上智恵、2017年、119分) 本作品は、『標的の村』『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』に続く 三上智恵監督によるドキュメンタリー映画である。 これまでの三 […]
2017.3.1 第75回 『歩く、見る、聞く 人びとの自然再生』(宮内泰介)
宮内泰介, 2017, 『歩く、見る、聞く 人びとの自然再生』岩波新書. 本書の著者、宮内さんとは、研究プロジェクトの代表(宮内さん)と分担者(私)という関係で、長くお世話になっている。 初めてプロジ […]
2017.2.1 第74回 『けもの道の歩き方』(千松信也)
千松信也, 2015, 『千松信也『けもの道の歩き方―猟師が見つめる日本の自然』リトル・モア. 約6年前、多摩丘陵の雑木林を背後に抱える家に引っ越してきて、もっとも大きな環境の変化は、野生動物との距離 […]
2017.1.1 第73回 2016年に見たドキュメンタリー映画5本
年が変わったので、昨年見たドキュメンタリー映画から5本を取り上げる。 ・『湾生回家』(監督:ホァン・ミンチェン、111分) ・『FAKE』(監督:森達也、109分) ・『私たちの自由について』(監督: […]