雨の日も里山三昧
2009.12.1 第13回 『里地里山文化論(上・下)』(養父志乃夫)
●養父志乃夫『里地里山文化論(上)』(農文協、2009年) 養父志乃夫『里地里山文化論(下)』(農文協、2009年) これまで、このコラムでは、刊行されてしばらく経った本ばかりを 取り上げてきましたが […]
2009.11.1 第12回 『土の匂いの子』(相川明子)
相川明子『土の匂いの子』(コモンズ、2008年) 私が大学院生時代から関心を持ち、今でも興味を持ち続けているのが、 一定の範囲の地域の自然を守ろうとする市民団体です。 自宅から近い町田市や横浜市などで […]
2009.10.1 第11回 『自然へのまなざし』(岸由二)
岸由二『自然へのまなざし―ナチュラリストたちの大地』(紀伊國屋書店、1996年) 私が市民活動にかかわるようになったのは今から十数年前のことです。 鶴見川の支流の恩田川の上流にある小さな谷戸を保全する […]
2009.9.1 第10回 『平成狸合戦ぽんぽこ』
『平成狸合戦ぽんぽこ』(監督:高畑勲、1994年) 先月のコラムの最後を、私はこう締めくくりました。 あなたにとっての里山とはどういう意味があるのか、 私はとても興味があります。 つまり、第三者的に里 […]
2009.8.1 第9回 『自分で調べる技術』(宮内泰介)
宮内泰介『自分で調べる技術―市民のための調査入門』(岩波アクティブ新書、2004年) 前回と前々回のコラムの「寄り道」のなかで、 私がなぜ里山保全にかかわるのか、 その理由をライフヒストリーとともに記 […]
2009.7.1 寄り道2 私と里山はドーナツの中と外
私が里山保全にかかわるようになったのはどうしてなのか、 昔の記憶をたどりながら、その理由を探っています。 前回のコラムでは、子どもの頃に育った地域の環境について書きました。 私が育ったコミュニティは、 […]
2009.6.1 寄り道1 子どもながらに見ていた小さな世界
前回のコラムでは、JUONネットワークの鹿住さんとのかかわりに ふれながら、『割り箸が地域と地球を救う』をご紹介しました。 すると、鹿住さんから次のようなメールが届きました。 いやー本のご紹介あり […]
2009.5.1 第8回 『割り箸が地域と地球を救う』(佐藤敬一・鹿住貴之)
佐藤敬一・鹿住貴之『割り箸が地域と地球を救う』(創森社、2007年) 前回のコラムでは、森林ライター・浜田久美子さんとの出会いに触れつつ、ご著書を数冊紹介しました。 せっかくの機会だと思ってメルマガを […]
2009.4.1 第7回 『森をつくる人びと』(浜田久美子)
浜田久美子『森をつくる人びと―素人山仕事かく楽しめり』(コモンズ、1998年) 私が里山保全や森林ボランティア活動に関わり始めたのは1998年の秋でした。 その頃は、このコラムで紹介した重松敏則『市民 […]
2009.3.1 第6回 『自然保護を問いなおす』(鬼頭秀一)
鬼頭秀一『自然保護を問いなおす―環境倫理とネットワーク 』(ちくま新書、1996年) 第3回・第4回のコラムでは、私が里山保全活動を始めてから出会い、大きな影響を受けてきた倉本宣さんと中川重年さんにつ […]
2009.2.1 第5回 『再生の雑木林から』(中川重年)
中川重年『再生の雑木林から』(創森社、1996年) このコラム「雨の日も里山三昧~NORAお勧めの本と映像」のサブタイトルには、「NORAお勧めの」とあります(メルマガ参照)。このタイトルを素直に解釈 […]
2009.1.10 第4回 『雑木林をつくる』(倉本宣・内城道興)
倉本宣・内城道興『雑木林をつくる―人の手と自然の対話・里山作業入門(改訂新版)』(百水社、1998年) 前回のコラムでは、重松敏則『市民による里山の保全・管理』(信山社出版、1991年)と出会い、市民 […]