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2010.8.1 第21回 『記録されなかったムラの記憶』

●『記録されなかったムラの記憶』(編集:松村正治、発行:浦内川観光、2010年) 先日、『記録されなかったムラの記憶―西表島旧稲葉集落の聞き書き』 という冊子を発行しました。 今回のコラムでは、この冊 […]

2010.7.1 第20回 『地域の生態学』(武内和彦)

武内和彦『地域の生態学』(朝倉書店、1991年) 今年の環境分野のキーワードは「生物多様性」でしょう。 10月に名古屋で、生物多様性を保全する上で重要な国際会議 COP10(生物多様性保全条約第10回 […]

2010.6.1 第19回 『生きもの地図が語る街の自然』(浜口哲一)

浜口哲一『生きもの地図が語る街の自然』(岩波書店、1998年) 元・平塚市博物館の館長で、 その後、神奈川大学で教鞭を執られていた浜口哲一さんが、 5月3日にお亡くなりになりました。 私は浜口さんの著 […]

2010.5.1 第18回 『自然の文化人類学』(松井健)

松井健『自然の文化人類学』(東京大学出版会、1997年) 松井さんと初めてお会いしたのは今からちょうど10年前、 2000年の初夏だったように思います。 その日から約3年間、私は松井さんのご指導のもと […]

2010.4.1 第17回 『現代社会の理論』(見田宗介)

見田宗介『現代社会の理論―情報化・消費化社会の現在と未来』(岩波書店、1996年) 新しい年度が始まりました。大学で働いているので、元日に新しい年を迎えるよりも年度が切り替わるこの時期に、これからの1 […]

2010.3.1 第16回 『森の健康診断』(蔵治光一郎ほか編)

蔵治光一郎・洲崎燈子・丹羽健司編『森の健康診断―100円グッズで始める市民と研究者の愉快な森林調査』(築地書館、2006年) 2月中旬、私は依頼原稿を書くための取材で名古屋へ行きました。今年10月に生 […]

2010.2.1 第15回 『みどりの市民参加』(木平勇吉編)

木平勇吉編『みどりの市民参加―森と社会の未来をひらく』(日本林業調査会、2010年) 今回は、私も原稿を寄せたこの新刊本を題材に、 コラムを書き進めていきましょう。 編者の木平先生とは、これまで面識が […]

2010.1.1 第14回 『生活環境主義でいこう!』(嘉田由紀子)

嘉田由紀子『生活環境主義でいこう!―琵琶湖に恋した知事』(岩波ジュニア新書、2008年) 先月、京都で開かれた環境社会学会のセミナーで、 滋賀県知事の嘉田由紀子さんによる特別講演がありました。 嘉田さ […]

2009.12.1 第13回 『里地里山文化論(上・下)』(養父志乃夫)

●養父志乃夫『里地里山文化論(上)』(農文協、2009年) 養父志乃夫『里地里山文化論(下)』(農文協、2009年) これまで、このコラムでは、刊行されてしばらく経った本ばかりを 取り上げてきましたが […]

2009.11.1 第12回 『土の匂いの子』(相川明子)

相川明子『土の匂いの子』(コモンズ、2008年) 私が大学院生時代から関心を持ち、今でも興味を持ち続けているのが、 一定の範囲の地域の自然を守ろうとする市民団体です。 自宅から近い町田市や横浜市などで […]

2009.10.1 第11回 『自然へのまなざし』(岸由二)

岸由二『自然へのまなざし―ナチュラリストたちの大地』(紀伊國屋書店、1996年) 私が市民活動にかかわるようになったのは今から十数年前のことです。 鶴見川の支流の恩田川の上流にある小さな谷戸を保全する […]

2009.9.1 第10回 『平成狸合戦ぽんぽこ』

『平成狸合戦ぽんぽこ』(監督:高畑勲、1994年) 先月のコラムの最後を、私はこう締めくくりました。 あなたにとっての里山とはどういう意味があるのか、 私はとても興味があります。 つまり、第三者的に里 […]

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