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2010.11.1 寄り道3 多摩丘陵の里山に住みなおす

11月1日に新築した家を引き渡してもらい、 翌日に引っ越すことになっています。 これまでに私は、1年間だけ母の実家にいたことはありますが、 それ以外はずっと借家と賃貸マンション・アパート暮らしだったの […]

2010.10.1 第22回 『クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲』

先月のコラムで触れたように、8月の酷暑の間、 生物多様性と里山に関する研究動向を整理する文章を書いていました。 ここで書きたかったことは2点に集約できます。 1つは、生物多様性というキーワードに関して […]

2010.9.1 閑話1 書くことと読むことの共進化

今年=2010年は国際生物多様性年に当たり、「生物多様性条約の締約国は現在の生物多様性の損失速度を2010年までに顕著に減少させる」という「2010年目標」の達成状況が問われる年です。10月には名古屋 […]

2010.8.1 第21回 『記録されなかったムラの記憶』

●『記録されなかったムラの記憶』(編集:松村正治、発行:浦内川観光、2010年) 先日、『記録されなかったムラの記憶―西表島旧稲葉集落の聞き書き』 という冊子を発行しました。 今回のコラムでは、この冊 […]

2010.7.1 第20回 『地域の生態学』(武内和彦)

武内和彦『地域の生態学』(朝倉書店、1991年) 今年の環境分野のキーワードは「生物多様性」でしょう。 10月に名古屋で、生物多様性を保全する上で重要な国際会議 COP10(生物多様性保全条約第10回 […]

2010.6.1 第19回 『生きもの地図が語る街の自然』(浜口哲一)

浜口哲一『生きもの地図が語る街の自然』(岩波書店、1998年) 元・平塚市博物館の館長で、 その後、神奈川大学で教鞭を執られていた浜口哲一さんが、 5月3日にお亡くなりになりました。 私は浜口さんの著 […]

2010.5.1 第18回 『自然の文化人類学』(松井健)

松井健『自然の文化人類学』(東京大学出版会、1997年) 松井さんと初めてお会いしたのは今からちょうど10年前、 2000年の初夏だったように思います。 その日から約3年間、私は松井さんのご指導のもと […]

2010.4.1 第17回 『現代社会の理論』(見田宗介)

見田宗介『現代社会の理論―情報化・消費化社会の現在と未来』(岩波書店、1996年) 新しい年度が始まりました。大学で働いているので、元日に新しい年を迎えるよりも年度が切り替わるこの時期に、これからの1 […]

2010.3.1 第16回 『森の健康診断』(蔵治光一郎ほか編)

蔵治光一郎・洲崎燈子・丹羽健司編『森の健康診断―100円グッズで始める市民と研究者の愉快な森林調査』(築地書館、2006年) 2月中旬、私は依頼原稿を書くための取材で名古屋へ行きました。今年10月に生 […]

2010.2.1 第15回 『みどりの市民参加』(木平勇吉編)

木平勇吉編『みどりの市民参加―森と社会の未来をひらく』(日本林業調査会、2010年) 今回は、私も原稿を寄せたこの新刊本を題材に、 コラムを書き進めていきましょう。 編者の木平先生とは、これまで面識が […]

2010.1.1 第14回 『生活環境主義でいこう!』(嘉田由紀子)

嘉田由紀子『生活環境主義でいこう!―琵琶湖に恋した知事』(岩波ジュニア新書、2008年) 先月、京都で開かれた環境社会学会のセミナーで、 滋賀県知事の嘉田由紀子さんによる特別講演がありました。 嘉田さ […]

2009.12.1 第13回 『里地里山文化論(上・下)』(養父志乃夫)

●養父志乃夫『里地里山文化論(上)』(農文協、2009年) 養父志乃夫『里地里山文化論(下)』(農文協、2009年) これまで、このコラムでは、刊行されてしばらく経った本ばかりを 取り上げてきましたが […]

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