09月24日 (日)|竹細工工房 ~蕎麦簾ってわかります?~
9月23日(土)
参加者:午前のみ3名・午後のみ2名・通し2名
工房修了後に、かっぱ橋で江戸漆器など伝統工芸品を扱う
有限会社竹むらの竹村社長が来訪されました。
お店で扱っている「蕎麦簾」を生産している業者さんが
残り数か月で廃業してしまうため、技術を継承してくれる人や団体を
捜し歩いているとのこと
日本蕎麦の下に敷いてある、すだれ状のものを「蕎麦簾」と呼ぶらしいです(^^;
説明を聞いてサンプルを手にしてみると、作り手によって完成度は様々でした。
今回の廃業話が出ている業者さんの商品は、社長さん曰く「一級品」なのだそうです。
5~6年くらいかけて商品化できれば良いらしいが、私たちには引き取った機械を
置くスペースもなく、人手も足りない(-_-;)
どこか良い継承者がいないものでしょうかねぇ(>_<)
竹村社長さんのもう一つの提案は、写真の笊を我々の手で作れないかどうか?
というものでした(^^;
いままで手掛けていた職人さんが80歳という高齢に加え、交通事故に
よる入院を機会に引退してしまったそうなのです。
日本で唯一、販売用に卸してくれていた職人さんらしく、なんとか
技術を残して少しでも販売を続けたいとの思いからでした。
このザルについては、メンバーのホープにひと肌脱いでもらうしかないかなぁ(^^;
written by yas