2022年10月

2022.10.1
月いち言伝
今年もまたコナラの大木が夏に枯れ、
茶色く乾いた葉が濃い緑の森の中で目立っています。
カシノナガキクイムシ、という小さな甲虫が、
コナラやクヌギ、カシの仲間の大木に大量に取りつき、
病原菌を媒介して枯らしてしまう現象を
「ナラ枯れ」といいます。

横浜ではあまりにも多くて、園路や住宅のそばを除き、
積極的な駆除や除伐ができてない状況。
さらに、枯れたコナラの根元近くに、朱色の指が地面から
生えたような・・・まるでホラーなんだけど、
「カエンタケ」という猛毒のキノコが生えてくることがあります。
赤い枝サンゴのようにも見えますが、
素手で触らないよう、気をつけてくださいね。

<ヨシタケミホコ>