道に迷ったら虫に聞け(『ビッグイシュー』)

2009.3.15
ひねもす里山/NORA雑感

妻が「友人からもらった」と言って雑誌『ビッグイシュー日本版』114号を見せてくれました。表紙はオバマ米国大統領です。
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ビッグイシューは、ホームレスの人びとが収入を得るための事業として、1991年にロンドンではじまったそうです。この雑誌の販売者は、ホームレスか自分の住まいを持たない人びとの人びとで、日本では1冊300円のうち160円が販売者の収入になります。仕組みとしては、最初に販売者が雑誌10冊を無料で受け取り、その売上3,000円を元手に、以降は140円で仕入れ300円で販売し、160円を収入としていくそうです。
114号の特集は「道に迷ったら虫に聞け」。中身は、里山写真家・今森光彦氏のエッセイ「虫たちの四季」。
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さらに、昆虫学者・矢島稔先生へのインタビューなど、至極まっとうでした。
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世の中、100年に1度の不景気で、この先不透明だと言われていますが、具体的な里山を自分のホームとして持っていると、ぶれずに生きていける気がします。
『ビッグイシュー日本版』の販売場所については、このページをご覧ください。

(M_M)

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