お彼岸に博物館

2009.3.21
ひねもす里山/NORA雑感

今日は、家の近くにある市立博物館へ行ってきました。明日3/22(日)、企画展「耕織図の世界」が終わるので、その前に見ておこうと思い、閉館間際に行きました。
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耕織図(こうしょくず)とは、稲を作り蚕を飼い機を織る過程を描いた総称です。江戸時代に描かれた耕織図を見ると、当時の農業技術をおよそ想像することができます。
私の家の辺りは、今でこそ家が建ち並んでいますが、昭和30年代半ば頃までは南関東の典型的な農村としての景観と生活様式を残していました。この博物館では、そうした時代の民具等の収集に努めており、関連して耕織図の収集もおこなっているそうです。
しかし、この博物館では耕織図の展覧会を2-3年に1回程度やっており、私も見慣れてしまったので、今回はあまり楽しめませんでした。それでも、入館料は無料ですし、『境川流域民俗調査報告書』(町田市立博物館・相模原市立博物館、2006年)という聞き書き資料を500円で購入できたので成果はありました。
帰り道、和菓子屋さんを覗くと、おはぎ、桜餅、草餅と、春の訪れを感じさせるお菓子が並んでいいたので、それぞれ1つずつ買いました。帰宅して、お茶と一緒に和菓子をいただきながら、お彼岸の午後をゆったり過ごしました。
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(M_M)

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