冷蔵庫のない生活

2009.5.1
ひねもす里山/NORA雑感

私が目指すひとつは、”冷蔵庫のない生活”。
そのときに食べる分だけ買ったり収穫したり、多く手に入る旬のものは保存用に加工して、冷蔵庫に頼らない・・・ワタシにはなかなかできません。
でも、実行できれば日常だけでなく、突発的なときにもきっと役にたつハズ。
例えば、自然災害。被災にあったとき、乾パンや缶詰(最近の被災用缶詰の多種多様さにはビックリ。けど、数があれば重いし、持って逃げるには大変ですよね~)を食べるよりも、旨みや栄養素が凝縮されている乾物を駆使するほうが、美味しくバリエーション豊かにしのげるんではないかと思うのです。

さて、先日、NORA野菜市で購入した筍は、とっくに食べてしまった。そろそろまた食べたいな~と考えていたところ、福島の実家から、ばあちゃんの切り干し大根と一緒に筍が大量に送られてきました。
とりあえず一度に食べきれる量ではないので、保存しようと思ったのですが、なんとなく冷凍はしたくない。
そこで、今回は干すことにしました。
DSCN4398.jpg

お日様を浴びている乾物をみていると、保存食は日常食として、また、冬をしのぐ糧として、自然からの恵みを無駄にせず、大切に大切にいただき、生命をつないでいくという先人たちが工夫を凝らしたすごい賜物なんだなと改めて思いました。

(Tanji)

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