花の風まつり2009(那珂川町)
2009.5.2ひねもす里山/NORA雑感
昨日のうちに、宇都宮から益子経由で馬頭に入り、昨晩はいさみ館という旅館に泊まりました。ここの料理は山菜と川魚が中心で、評判通りに美味しかったです。温泉はアルカリ性で、ぬるぬる感が気持ち良かったです。
さて、今日は「花の風まつり」へ行きました。「行く」と言っても、どこか1つの会場があるわけではなく、旅館から数キロの範囲に点在している小さなお店やお寺などを適当に訪ねるというスタイルです。
私は朝一で「野山であそぼっ展」を訪ねました。実は、この展覧会を主催しているご夫妻(廣田充伸さん・美千香さん)とは、学生時代からの知り合いです。現在は、ヒロクラフトという木工屋さんですが、私がアルバイトをしていたときは、お二人ともそのコンサルタント会社の社員さんでした。つまり、脱サラして木工職人となり、4年ほど前に東京から一家で移住されたのです。里山暮らしをされている様子がブログ「野山であそぼっ」に魅力的に書かれていたので、いつか訪ねてみたいと思っていたのですが、今年ようやく実現しました。充伸さんとは5年ぶりくらいですが、美千香さんとは12年ぶりだったので、再会したときは、とても懐かしく感じました。
「また!野山であそぼっ展」では、自宅の倉庫が開放されて、廣田さんの木工品が並べられているほか、庭ではお子さんたちが駄菓子を販売しています。また、近くにちょっと素敵な棚田があるので、そこまでお散歩するのも楽しいです。
久しぶりにお会いしたので、積もる話をいろいろとしてから、廣田さんお勧めの棚田の散策に出かけました。規模は大きくありませんが、山道を歩いていると急に谷底に現れる棚田を発見して、思わずにんまりしてしまいました。こういう風景のかたわらで、木工しながら生活するなんて!うらやましいですが、私は私なりに、「(まちに住みながら)里山とかかわる暮らし」を追求していきます。
(M_M)