八王子セミナーハウス

2009.6.14
ひねもす里山/NORA雑感

この週末は、八王子セミナーハウスで1泊2日の合宿がありました。
私の所属する学科の1年生と専任・特任の教員は全員参加でした。
4月に入学し、ようやく学生生活にも慣れてきた学生に、
学科への帰属意識を高めてもらおうという目的です。
こういうことを教員がやらないといけない時代なんでしょうね。
私が大学に入学したときは、上級の2年生が企画してくれたものです。

このセミナーハウスですが、多摩丘陵の里山のまっただ中にあります。
都会の喧噪を離れて研修やセミナーを開くには、なかなか良い場所です。
食事も悪くないです。

さて、ここのシンボルは何でしょうか?
里山好きの方ならば、炭焼き窯!と答えるでしょう。
たしかに、敷地の一角に設置された窯では、ときどき炭焼き講座が開かれ、
炭焼き普及の拠点としての役割を担っています。
しかし、炭焼き窯と答える人は、きわめて少数であるはずです。
やはり、ここのシンボルと言えば、本館の建物でしょう。
四角錐が地面に突き刺さったようなインパクトのあるデザイン。
普段、あまり建築物を注意して見ていない者でも、
これを建築した人は誰だろうと気になってしまいます。
調べてみたら、建築家の吉阪隆正による1965年の作品でした。
このほかにも、個性的な建物が点在しており、
里山と教育、里山とアートという切り口からみて面白い場所です。

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本館1

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本館2

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宿泊した建物(松下館)

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