NPO法人里山倶楽部

2016.10.10

NPO法人里山倶楽部は、1989年、まだ「里山」という言葉が一般的でなかった頃に設立され、前身団体の活動を引き継ぐかたちで誕生しました。
1995年に任意団体として独立し、2002年に法人化して、もう今年で活動27年目をむかえます。

設立以来、「好きなことして、そこそこ儲けて、いい里山をつくる」という、とても“大阪的”なコンセプトで、早くから炭・薪の販売をはじめ、
法人化以降は、里山に関わる各種事業をできるかぎり有償で“仕事的”に取り組んできました。
その一方、無償のボランティア的な活動も活発で、有償から無償までのバリエーションが数多く混在してきたところが、団体運営の特色でもあります。

ここ数年は、「好きなことして~」のコンセプトからさらに一歩すすめて、いつでもどこでも里山にかかわるライフスタイルを、関わる人それぞれにみつけてほしいと、これまで培ってきた多様な資源(人材、資材、フィールド、ネットワークなど)を、新しく里山に取り組む人たち、森ではたらきたい若者たちに提供したいと思っています。

主なフィールドは大阪府南河内郡河南町で、拠点の“森の天空広場”にはクラウドファンディングで水道を敷設しました。
活動場所のほとんどが私有地・民有林のため、施設面では不便もありますが、その分、ボランティアの知恵と力が発揮されます。
平日も休日もこの広場にメンバーが集まり、森の作業へ、田んぼづくりへ、イベント準備へ、と出かけていきます。

またつい先日に、ウェブサイトを完全リニューアルして、活動の最新情報を掲載できるようになりましたので、ぜひ一度ご覧いただき、お近くにお越しの際はあそびにきてください(サイトリニューアルもNPOサービスグラントの「プロボノ」の協力を得ました)。

里山的に暮らす、はたらく。里山的に遊ぶ、学ぶ。
あなたと里山をつなぐ、あなたらしい “里山的”生き方・暮らし方 を探してみませんか?

◎詳細は団体サイトへ↓
http://satoyamaclub.org/