2019年7月

2019.7.1
月いち言伝

風に揺れる苗、雲間の青空が映る田んぼ。
その上を、トンボたちが追っかけっこしています。
メスをめぐるなわばり争いだったり、
エサとなる小さな虫をさがしていたり。
ひときわ目立つ真っ赤なトンボは猩々蜻蛉(しょうじょうとんぼ)。
黄金色に実った稲に似合う「赤とんぼ」の仲間ではないのですが、
梅雨から真夏にかけて、水辺の彩りとなっています。
さて、9月7~8日には「全国トンボ・市民サミット」が
横浜で開催されます。
トンボ、ってごくごくふつうに、
子どもも大人も口にする言葉だと思いませんか?
誰でも見ているはずだけれど、じつは奥が深い。
これからの季節、トンボたちに注目です♪

(ヨシタケミホコ)