2011年 3月

2011.3.1
月いち言伝

春一番が吹き抜けた横浜。
あたたかな陽光に誘われて、
キタテハがぼろぼろの羽根を広げています。
ウグイスカグラはつぼみをふくらませ、
間もなく小さなピンクの花を咲かせます。
シジュウカラもツーピーツーピー、と春のさえずり。

3月6日は啓蟄。
「虫の這い出る日」という意味ですが、
さまざまな生命の営みが冬を越えてつながり、
本格的な春には新たな輝きを放ちます。

道端にアリンコを今年初で見つけたら、
「オハヨウ!」ってちょっとささやいてみませんか(笑)

(ヨシタケミホコ)