一般社団法人まちやま

2015.12.27
多摩丘陵の一角、町田市北部丘陵エリアで、里山の魅力を活かした自然体験、環境教育、食育の場を提供しています。
社名には、(1)【町田の里山】、(2)【都市(まち、人)と里山(自然)をつなぐ】という意味を持たせています。

<主な活動>
・まちやまひろば
里山の恵みを活かした月1回の食農体験イベントです。
主に親子を対象として、ヨモギ団子づくりやおもちつきなど、季節に沿ったプログラムを提供しています。
7月には、畑で育てた小麦を挽いて、町田産小麦のピザ焼き体験を行いました。また、大豆シリーズと称して、タネまき・枝豆収穫・大豆収穫・豆腐作り・味噌作りと一連の体験ができる企画を現在進行中です。

・冒険遊び場
町田市と連携して行っているプレイパーク事業で、今は月1回開催しています。
谷戸の自然に恵まれた環境の中で、お昼の羽釜ごはん炊き以外は、こちらからプログラムを提供することはなく、子どもたちは自由な発想で遊んでいます。
夏~秋は、虫を追う姿が多く見られました。冬はみんな火遊びに夢中です。また、いつのまにか笹やぶの中に秘密基地ができていたりします。

<意識しているコト>
イベントでは、参加者の皆さんに「自然や人と"心地よく"つながる感覚」を持ち帰ってもらえるか、を意識しています。里山の良さを直接肌で感じ、好きになってもらう。これが、里山を取り巻く社会への関心を高めるための、地道ですが着実なアプローチだと考えています。

里山は、人が関わってこそ価値があります。活用しつづけることで、その優れた環境が時代にあった形で引き継がれていく。
将来的には、ゆるやかな自給自立・環境調和型のコミュニティを作っていきたいと考えています。

(塚原宏城)

◎詳細はこちら→ http://machi-yama.org/